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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

Google Analytics新機能『サイト検索』4つの活用術

 欲しい情報を得るために、もはや検索機能は欠かせないが、そこに入力される言葉はユーザの声そのものといってよい。Google Analyticsの新機能「サイト検索」は、サイト内検索の結果を分析できるという今後注目の機能だ。

目的の情報は“検索”で探す

 想像してほしい。あなたは今、商品が豊富に揃っているEコマースサイトを訪問し、お目当ての商品がどこにあるのかを一生懸命に探している。こんな時、効率良く商品を探すために「商品検索」の機能を使う人も多いだろう。

 Eコマースサイトに限らず、ブログやニュースサイトなど大量の情報を扱っているサイトであれば大体、同じようなことが考えられる。Web上の大量の情報の中から「Yahoo!」や「Google」といった検索エンジンを使って目的のサイトを探すのと同様、サイト訪問者は目的の情報を探すためにしばしば「サイト内検索」を利用する。

トップ画面上部中央と目立つ箇所にサイト内検索窓が置かれている

 では、もしこのサイト内検索で利用されているキーワードが一覧で見られるとしたら、あなたはこのデータをどのように活用するだろうか?

サイト内検索結果には「ユーザの声」が詰まっている

 先日Google Analyticsが、このサイト内検索を分析する機能を追加したことで、多くのユーザがサイト内検索の結果を分析できるようになった。そもそも、サイト内検索を利用するユーザは、単にコンテンツを回遊しているユーザと比べて「目的の情報を探し出そう」という行動目的がはっきりしており、その分コンバージョンに至る可能性も高いと考えられる。また、そこで入力しているキーワードは当然、「行動目的が明確化されたもの」であり、まさにサイトに対する「ユーザの声」が集まっていると考えられる。

 「ユーザの声」といえば、これまでメールやアンケートフォーム、メンバー登録時の質問項目など、様々な機会を利用しつつ苦労して集めていた情報であるが、サイト内検索を利用すればこれらの情報が断片的ではあるものの簡単にいつでも集められるようになる。

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サイト内検索結果を分析することは「ユーザの声に耳を傾ける」こと

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この記事の著者

久光 英太(ヒサミツ エイタ)

1979年生まれ。大学卒業後、株式会社リロ・ホールディングに入社。その後、不動産業界に特化したネットマーケティングコンサルティング会社にて、様々なWeb解析ツールを用いて、レポート作成・データ分析等を行う。現在は、株式会社アイレップ Web解析グループ Web解析チームに所属。Web解析を通じ、クライアント様へ満足...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/01/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/2374

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