2016年は、日本でネット広告ビジネスがスタートして20年目の節目の年。20年前の1996年、Yahoo! JAPANが設立され、そのトップページにバナー広告を掲出するところからスタートしました。それから20年、メディアやデバイス環境の変化とともに、ネット広告も大きく進化してきました。
1月21日に発売となる「ネット広告がわかる基本キーワード70」は、1996年にメディアレップとして設立され、今年20周年を迎えるサイバー・コミュニケーションズ(CCI)が監修、MarkeZine編集部の編著によるネット広告の世界をキーワードベースで解説した入門書です。
いま多くの人はどのようなデバイスから、どのようなメディアに接触しているのか、「広告」の役割とはなにかといった現状を踏まえ、DSP/SSP/RTBなどのアドテクノロジーによる広告取引の仕組みや、それを支えるウェブやアプリの技術を図解を交えて解説。さらにDMPを使ったデータ活用のほか、「モバイル広告」「ビデオ広告」「ネイティブ広告」などの動向も網羅しています。
本書の特徴
- ネット広告の基本キーワードを図解でわかりやすく解説
- 「運用型広告」「ネイティブ広告」「ビューアビリティ」など新たなキーワードにフォーカス
- スマホ関連では「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」「ディープリンク」など注目ワードも
- CookieやJavaScript、VASTやVPAIDなどの技術も紹介
- アドテクだけでなく「広告の役割」「守るべきルール」も理解
本書の紙面
これからネット広告の世界にエントリーする人も、いま業界で働いている人も、知っておきたいキーワードを厳選しています(内容は以下の一覧をご覧ください)。
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「ネット広告がわかる基本キーワード70」目次
1章 インターネット利用動向とメディアの変化
1 1億人が利用するインターネット
2 1日にテレビやネットに接触する時間は?
3 ネット利用端末のモバイルシフト
4 ネットメディア・サービスの変遷
5 ネットユーザーが主役のメディア
6 ソーシャルメディアの登場
7 企業が自ら運営するオウンドメディア
8 新たなネットメディアの登場
2章 広告の役割
9 広告の歴史
10 マーケティング活動と広告
11 リーチとフリークエンシー
12 商品を認識し購入するまでのプロセス
13 広告媒体の種類
14 日本の広告費
15 広告で守るべきこと
16 広告関連の法律とガイドライン
3章 ネット広告の基本
17 世界で最初のバナー広告
18 ネット広告の種類
19 ネット広告の3つの効果
20 ネット広告の指標
21 広告の課金形態
22 広告の運用とは
23 アドサーバーによる広告配信
24 第三者配信
25 アドネットワークとアドエクスチェンジ
26 DSPとSSP
27 プログラマティックバイイング
28 RTBとオーディエンスデータ
29 リスティング広告(検索連動型広告)
30 ソーシャルメディア広告
31 メール広告
32 購買ファネルと広告
33 広告キャンペーンのプランニング
34 広告出稿のフローとプレーヤー
35 広告の投資対効果とCMO
4章 ネット広告を支えるウェブ技術
36 ウェブページを表示する仕組み
37 ウェブページを記述するHTML
38 ネット広告とJavaScript
39 アクセス解析
40 Cookieの役割
41 ネット広告とCookie
42 ユーザーに関する用語
43 モバイルアプリの3つの種類
44 ディープリンク
5章 広告とデータ活用
45 変化する企業のデータ活用
46 企業が保有するデータ
47 広告とターゲティング
48 リターゲティング
49 フリークエンシーコントロール
50 Cookieとオーディエンスデータ
51 プライベートDMP
52 パブリッシャーDMP
53 データビジネスとパブリックDMP
54 データ活用とプライバシー
6章新たな広告手法 ~モバイル広告・ビデオ広告・ネイティブ広告~
55 携帯電話で開花したビジネス
56 スマートフォンの登場
57 消費者のアプリとウェブ利用動向
58 企業のモバイルシフトへの対応
59 モバイル広告市場の変化
60 企業によるアプリとウェブの使い分け
61 動画サービスの登場
62 動画の視聴動向
63 ビデオ広告の種類
64 ビデオ広告を支える技術 VASTとVPAID
65 YouTuberやスマホの縦型動画の登場
66 ネイティブ広告
67 ネイティブ広告と明示性
7章 広告のこれから
68 広告のビューアビリティ
69 ネット広告の課題
70 ネット広告のこれから