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四家正紀のネオコミュニケーション遊談

[mi]みたいもん!のいしたにさんと振り返る、2007年のネット事情(中編)


実は、献本にも一工夫あったんです

四家
この『クチコミの技術』公式ブログ は『時をかける少女』公式ブログのように、粘り強い更新してますよね。
いし
ええ、これには理由があって、クチコミの技術という本は、著者はわたしとコグレさんですけど、本当は編集者と3人で書いたようなもんなんですね。
四家
なるほど。
いし
実際に書いた期間は短いんですが、何を書くかということを決めるまでに時間をかけてます。で、その編集者がそのままブログを書いているんですね。つまり、本に載せたことを自分たちでやっているわけです。(詳しくは→ できたばかりの『クチコミの技術』に狂喜乱舞するコグレさんといしたにさん(動画)
いし
これ、見本ができたときのエントリですけど、このビデオでしゃべっているのが編集者ですね。で、このページの下に、クチコミの技術のビデオのロゴをつくってくれたJD(ジェット☆ダイスケ氏)の動画も入っているんす。これには笑える話があって、ただ献本してもつまんないので、まあ、お遊びで手書きのカード入れたんですね。もうホントにくだらないやつ。結構な枚数のカードを10分ぐらいで書いたんです。
四家
僕も頂きました。
いし
そしたら、書いているうちにすぐにネタがなくなって。もうやけくそで、一枚だけ「これは当たりです」って、書いたら、それがちゃんとJDに届いた。面白すぎるw
四家
おもしろいですねー。まあ、クチコミの技術はビジネス書であって、実用に生かされるべき本じゃないですか。それを一番最初に生かしちゃったのが、著者と編集者だったというのが凄いですね。
いし
いやだって、クチコミがおきなかったら、この本大ウソってことですよ。だから、もう必死ですよwやれることは全部やった。で、さっきの弾さんの動画も公開してみたら累計で1万を超えるビュー(アクセス数)があった。さらに弾さんが実際にエントリー書いたら、アマゾンの売上ランクががん!と上がったわけです。「ああ、ホントだ、動画はちゃんと見られて、次のアクションにつながるんだ」って確信したわけです。

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この記事の著者

四家 正紀(シケ マサノリ)

株式会社カレン次世代ビジネスリサーチ室長。インターネット広告の草創期からWebマーケティングに携わり、現在はカレンにて次世代販促コミュニケーションについての研究活動と、ブログマーケティング・ブロガーリレーションズ案件のプロデューサーとして活躍。寄稿、講演多数。 ブログ カレン次世代ビジネスリサーチ室ブログ

著書

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/12/28 11:48 https://markezine.jp/article/detail/2426

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