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「ネットで服は売れない」は過去の話~ネットとリアルの連携を狙うアパレル業界

2008/01/25 11:00

「試着もしないで洋服は買えない」「肌触り・生地感が大切」「ネットではイメージがわかない」といったデメリットも今は昔。2006年以降、ネットで服は売れはじめている。その要因を探った。【バックナンバーはこちらから! 】

「ネットで服は売れない」は過去の話

 「ネットで服は売れない」これまでのアパレル業界ではこのような声が多くあがっていた。しかし、これまでの常識を覆す動きが、2006年を皮切りにアパレル業界で繰り広げられている。

 2006年はファッションアパレルEC業界において激動の年となったのは記憶に新しい。プレイヤーの相次ぐ上場、ファッションイベントの海外進出、アパレルブランドの自社通販本格化。これまでの流れに加え、近年ではターゲットを特化させた雑誌連動型ECサイトが、トレンドに合わせた商品展開によって売り上げを着実に伸ばしてきた。

 携帯サイトを軸に、クチコミで顧客獲得を進めてきたある企業は、インパクトのあるファッションイベントや雑誌と連携したコンテンツ展開で顧客との関係性を強化した。

 また、別のある企業は1つの仮想街に各ブランドが店舗を出店するという、これまでにないコンセプトと絞り込んだブランドラインアップ、斬新なサイト デザインなどで多くのアパレル企業からも注目を集め、現在では「買う」というサービス提供以外にも「探す」「読む」「聞く」「繋がる」「伝える」といった ような独自の切り口でのコミュニティやブログ展開も行っている。

 これまではカタログ通販・雑誌連動ECサイト・オリジナルコンセプトECサイトといったような、多くのブランドを要するモール型ファッションアパレルECサイトの動きが目立ってきていた。一方、各アパレルブランドの自社ECサイトはどうだろう。以前よりネット販売を始めていた企業は存在していたものの、多くのブランドがネット販売を行っていたわけではなかった。

 そして、2006年-2007年のタイミングでそのようなWeb販売を行っていなかった、各ブランドのWeb進出が盛んになってきた。大手アパレルブランドの本格Web販売の進出や既存のブランドECサイトの大幅リニューアルなど、一際ファッションアパレル業界は大きな動きを見せ始めた。では、これらアパレルブランドの自社店舗の販売促進のためのWebマーケティングについて考えていきたいと思う。

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