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MarkeZine Day 2016 Autumn レポート

ANA、freee、ワコール、先進3社の試行錯誤から学ぶ、動画マーケティングのリアルと可能性

可能性:VR、ファン獲得、情報量の多さを活かす

小野:最後のテーマは「今後の動画活用の可能性」です。様々な動画施策にトライされた3社ですが、動画にどういった可能性を見いだされているか、今後どのような新しいチャレンジをされていかれるかをお聞かせください。

鬼山:動画配信をすると配信直後は「旅作」という商品名を覚えていただけるのですが、少し時間が経つとやはり忘れられてしまう。しかしもうこれは致し方ないと割り切って、継続性に重きを置こうと考えています。

 今後は、サイトに訪れたお客様が今どういったモチベーションなのか、たとえば検討段階なのか、何か不安を感じているのか、困っているのかといったところに応じた動画を作り、最後のひと押しをできたらと。あと今流行りのVRも挑戦してみたいですね。ただ私たちが気を付けるべきことは、VRで旅行を疑似体験し過ぎると「もう行かなくていいや」となりかねませんので、映像の見せ方や程度などバランスを考えた上で挑戦したいと考えています。

岡田:情報量の多さとハードルの高さは、ある程度比例します。動画の長所は情報量が多いところですが、そこまで一発で持っていくのはわりとハードルが高いので、今後は検討段階にいるお客様や既存顧客へのアップセルに繋がるコンテンツも作っていきたいですね。

北見:具体的な話ではなく恐縮ですが、普段から、ネット広告って嫌われているなと感じています。見た人が、その広告を通じてブランドのファンとなるにはどうしたらいいのかは、PRを仕事としていく上での課題ですね。その意味では、一瞬の接触で多くの情報を伝えられる動画は、たくさんの気持ちを埋め込める、伝わりやすいフォーマットだと思っています。

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この記事の著者

渡邊 徹則(ワタナベ テツノリ)

株式会社Version7代表取締役。Web・コンテンツ制作、分析、マーケティングなどを手掛ける。
執筆業では、主にソーシャル、EC、海外サービス、メディアなどが専門。
会社概要 - seven@ver7.jp - Twitter/Facebook @brigate7

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/10/28 10:00 https://markezine.jp/article/detail/25312

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