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イベントレポート

「ネット文化はもっと成長すべき」米俳優ゴードン=レヴィットが語る、ネットの制約を打ち破る方法

「つながる」を超えろ SNSの先にある可能性

 最後にゴードン=レヴィット氏は、『FIRST STARS I SEE TONIGHT(今夜初めて見た星)』という短編動画を放映した。これは目の不自由な16歳の女の子が、父が入手した赤外線カメラによって、初めて星を見ることができたというストーリー。日記の投稿をもとに、脚本や配役、CGが加えられた作品だ。

HITRECORDのプロジェクトで完成した作品の一つ

「この作品は、孤立した人では作ることができませんでした。ここにこそ、ネットの可能性が秘められているのです。こうした可能性はアート作品を作ることだけに限られているわけではありません。他の産業でも、このような可能性を引き出せるのではないでしょうか。

 ジャーナリズムでは、数多くの人が個人個人の出来事について投稿しています。こうしたことを、コラボレーションにより、より良いコンテンツに作り上げることはできないでしょうか。また、このようなコラボレーションプロジェクトで、世界中の子ども達が共同作業をして新たな学習経験をする仕組みは作れないでしょうか。また、政治活動ではどうでしょうか?

 オンライン・カルチャーは、もう少し成長するべきです。単につながるだけでなく、コラボレーションし、手を取り合って新しいものを作り出すべきなのです。テクノロジーには、まだまだ私達の能力を引き出す可能性があるのです」

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この記事の著者

野村 光(編集部)(ノムラ ヒカル)

岩手県出身。ケント大学(英国)卒業。ライフスタイル誌、ガジェット系雑誌などで編集・執筆・カメラを担当した後、KADOKAWAにて語学、ビジネス、自己啓発、翻訳など、書籍編集者として幅広いジャンルの書籍を刊行する。2016年11月より翔泳社へ入社し、Webメディアの編集者となる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/05/25 11:00 https://markezine.jp/article/detail/26447

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