SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

300万人のスマホユーザーに調査可能!「LINE Research Platform」が持つ特徴とは


 2016年11月、LINEが調査事業者向けに同社のスマートフォン調査パネルを基盤としたユーザーリサーチプラットフォーム「LINE Research Platform」を公開した。本記事では同プラットフォームの事業責任者の地福節子氏に話を聞いた。

調査会社とLINEのニーズが合致して誕生

MZ:今回は2016年11月にリリースした「LINE Research Platform」について、サービス責任者の地福さんに話をお聞きします。まず簡単にプロフィールを教えてください。

LINE株式会社 事業戦略室 インサイトリサーチチーム マネージャー 地福節子氏
LINE株式会社 マーケティングコミュニケーションセンター
インサイトリサーチチーム マネージャー 地福節子氏

地福:大学卒業後から市場調査会社でリサーチャーとしてのキャリアを歩んできました。LINEは現在6年目で、リサーチャーとしての業務に加え、その知識を生かしたアプリのサービス企画なども行ってきました。今回の「LINE Research Platform」でも当初企画も担当していました。紙ベースで調査を行う時代からリサーチ関連の仕事をしてきたので、この領域は長いほうかと思います。

MZ:では、早速ですが今回のサービスリリースの背景を教えてください。

地福:2012年の11月に「LINE Research Platform」の前身である、LINEサポーターズを立ち上げました。同サービスはLINEが提供するサービス改善を目的とした社内向けのリサーチ基盤で、ユーザーにさまざまなアンケートを行ってきました。

MZ:具体的にはどういったアンケートを行っていたのですか。

地福:例えばLINE GAMEの新タイトルのベータ版を体験してもらいフィードバックを集めたり、人気クリエイターのスタンプの中で何が人気かを探ったりしていました。その他にもLINE上での画像の送り方の調査など、さまざまな調査を1,000件以上行ってきました。

MZ:社外への開放を検討する方向になったのはなぜでしょうか。

地福:弊社サービスの調査の案件だけではパネルに登録している方への供給が少ないと思うようになったからです。また普段から調査会社さんに自社の調査を依頼することもありましたが、2014年あたりから、若年層のデータが取りにくくなったんです。LINEユーザーじゃない若年層の方に調査を行うのは現状困難であることがわかりました。

 その時、調査会社さんの若年層に調査できるようにしたいというニーズと、我々の調査案件を増やしたいニーズが合致して、今回のサービスが生まれました。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
LINEならではのモニター数と回収力の高さが強み

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/07/24 11:21 https://markezine.jp/article/detail/26770

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング