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「消費者の“素”に一番近いところでコミュニケーションを取る」LUXが語る、ライブ動画


インフルエンサーを起用しより距離感を縮める

MZ:続いて、施策の設計についてお伺いします。ターゲットはどういった方を想定していましたか。

板倉:ルミニークのターゲットとなる女性は、仕事もファッションも美容も頑張っている人たちと捉えています。その人たちに対し、ブランドとしては、「もっと頑張れ」とも、「頑張らなくてもいい」とも伝えたくはなかった。その時に、我々は副題で「オフする時間」と設定し、お風呂場という空間でリラックスしてもらうことを目指しました。製品も2017年の2月にリニューアルし、リラックスする時間をお風呂場で実現できるような工夫を行っています。

MZ:お風呂場でリラックスしてもらう、というところは番組にも反映されているのでしょうか。

板倉:お風呂場で見てもらう必要はないんですが、お風呂場に見立てたセットで配信を行っていて、番組名も「バスタイムトーク」にし、出演者もバスローブを衣装として着用いただいています。放送時間に関しては、今回動画を配信したTwitter上で入浴に関するツイートが多い時間帯を調べ21時に決めました。

Twitterでライブ動画配信を行った理由

MZ:今回、ライブ動画を配信するプラットフォームとしてTwitterのPeriscope(ペリスコープ)を採用されましたね。その理由を教えてください。

板倉:プロモツイートをはじめ、事前告知での広げやすさから採用しました。SNSの世界とバスタイムトークの世界を結びつける時に、広告での投資も欠かせない要素で、PeriscopeとTwitterが良いと考えました。

MZ:コンテンツの中身はどのように設計しましたか。

板倉:台本などを用意して作りこみすぎたくない、また、憧れのインフルエンサーの普段見えない一面が見られる番組になればいいなと思っていました。ですので、インフルエンサーに素を出してもらいながら、いい意味で演出感のない動画を目指しました。じっくり見てもらうというよりは、お風呂やリラックスしている場面でぼーっと見てもらいたいという考えでした。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/07/26 19:23 https://markezine.jp/article/detail/26839

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