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定期誌『MarkeZine』特集

よなよなエールが熱狂的ファンを増やし続けるワケ

 「水曜日のネコ」「インドの青鬼」「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」。事前の知識がなければ、これらがビールの製品名だとはまったく想像がつかないだろう。「よなよなエール」を代表格に現在ビール業界で大手5社に次いで6位を爆走するヤッホーブルーイングは、熱いファンを抱えることでも知られ、この10月には神宮外苑軟式球場でのファンイベントに約4,000人を集客した。この規模でも「まだ、ファンがファンを呼んでいるような地続きの広がりだという肌感がある」という同社の佐藤潤氏に、熱量の源泉を聞いた。

※本記事は、2017年12月25日刊行の定期誌『MarkeZine』24号に掲載したものです。

FUNを提供しFANを増やしていく

株式会社ヤッホーブルーイング よなよなエールFUN×FAN団(プロモーション担当)
佐藤 潤(さとう・じゅん)氏

IT事業会社を経て2012年にヤッホーブルーイングに入社。入社時は通販事業を担当しECサイト「よなよなの里(本店/楽天市場店/Yahoo!店/Amazon店)」の企画・運営に従事。現在は、よなよなエールの認知度、およびロイヤリティ向上の活動を行うプロモーション部署「よなよなエールFUN×FAN団」の団長を務める。(ニックネーム:ジュンジュン)

――長野県の軽井沢に本社を置くヤッホーブルーイングは、日本のクラフトビールを追求し、「よなよなエール」をはじめ個性的な製品が人気です。元々、酒税法の規制緩和を受けて1996年に星野リゾートの星野佳路代表が設立し、当時営業担当だった井手直行さんが2008年より社長を務められています。ファンからは「てんちょ」と呼ばれているそうですね。

 そうですね。15年ほど前、当社は経営すら危ぶまれましたが、楽天市場やメルマガでとにかくたくさんコミュニケーションしていくことでファンが増えて、その方々が私たちを支えてくださった。当時、井手が通販店舗の「てんちょ(店長)」として出ていたので、今もファンの方々にも社内でもそれがニックネームになっています。

 当社は今140人くらい社員がいますが、全員がニックネームで呼び合っていて、私は名刺にもありますが「ジュンジュン」です(笑)。年齢や役職に関係なく、アイデアや意見を自由に言い合える雰囲気を大事にしようという考えから生まれた制度です。役職といっても社長、事業責任者の2つしかなく、組織の階層も浅く、とてもシンプルです。

――そうなんですね。佐藤さんの部署の「よなよなエールFUN×FAN団」というのは、どういう意味合いなんでしょうか?

 主にプロモーションを担当していて、まずは楽しみながらよなよなを知っていただく「FUN」を提供し、そしてロイヤルティを高めて応援してくださる「FAN」の方を増やしていきたいという2軸で活動しています。認知拡大のほうは、今年は動画プロモーションにかなり力を入れていました。ロイヤルティだと、ファンイベントが中心です。今は私を含めて6人おり、3人が東京で分担してFUNづくりの活動を行い、私とあと2人は長野を拠点にイベントなどを中心にFANづくりを担当しています。PRを担う広報部門は別にあり、随時連携しています。

プロモーション動画「よなよなエールの賛否両論テイスティング」様々な年代や職業の人が「よなよなエール」を飲んだ率直な感想をインタビュー形式でまとめたもの。クラフトビールの魅力である「自由さ」「楽しさ」を、多様で個性的なコメントで表現している。https://www.youtube.com/watch?v=EOKo6Uoi02A
プロモーション動画「よなよなエールの賛否両論テイスティング」様々な年代や職業の人が「よなよなエール」を飲んだ率直な感想をインタビュー形式でまとめたもの。クラフトビールの魅力である「自由さ」「楽しさ」を、多様で個性的なコメントで表現している。

 チーム自体は昨年できましたが、以前から社内で兼務の形で認知活動をしている部署と、イベントを手がける部署がありました。それぞれの活動が濃くなっていたので、これをひとつにして強くする「専属の部署を新設したい」とEC事業責任者をしていた私が手を挙げて、今年から本格始動しています。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長 大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/02/25 18:00 https://markezine.jp/article/detail/27637

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