AdRollは、米国にて2017年10月より提供を開始した「ネイティブ広告」のサービス提供を日本でも開始した。
今回提供を開始するネイティブ広告は、独自のアルゴリズム「BID IQ」を活用し、幅広い提携メディアの中から適切なオーディエンスと適切なメディアを選定し、自然な形でコンテンツに溶け込む広告配信を行う。
現在Outbrain、Sharethroughとの接続をグローバルですでに開始しており、日本ではAJA SSP、ProFit-Xと接続し、ネイティブ広告を配信している。
2017年に同社が実施した調査で、掲載されている広告を「クリック」する人は、43%と半数以下であることが明らかになっている。しかし、AdRollのこれまでの配信実績を分析したところ、ネイティブ広告はバナー広告に比べ、見られる可能性が約25%高く、クリック率も約53%上がることがわかっている。
ネイティブ広告で「広告をクリックする」人だけでなく普段「広告をクリックしない人」にも企業からアプローチを可能にすることで、より効果的なマーケティング活動が見込める。
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