※本記事は、2018年3月25日刊行の定期誌『MarkeZine』27号に掲載したものです。
好きなネットの世界で仕事を
トレンダーズ株式会社デジタルアドマーケティング
Div.事業開発担当 前原 理央(Rio Maehara)氏
新卒で人材系のベンチャー企業へ入社後、2016年にトレンダーズへ転職。ジーニーと共同開発したスマートフォン向けニュース配信サービス「mitayo.」の販促と企画開発に関わる。現在は、自身が立ち上げたTwitter特化型インフルエンサーネットワーク「Beemine」の担当者として、サービスのグロースやユーザーコミュニティ作りに尽力している。
――前原さんは元々ネットの世界が好きだったということですが、どんなことをきっかけに興味を持たれ、ネット関係の仕事をしたいと思うようになったのでしょうか。
私が中高生の頃から、既にネットは身近な存在でした。当時は、10代の女子が集まりブログを書いては掲示板で交流をする「ふみコミュニティ(現・フミコミュ)」というメディアが人気で、私も利用していました。リアルな学生生活よりも、そこで知り合った同世代と交流するほうが楽しくて、ネットが大好きになりましたね。ネットで自分を表現し、世界が広がることに魅力を感じました。この体験がきっかけで、将来はネットやWebメディアを通して、人と人のつながりを軸にした仕事をしたいなと思うようになったんです。当時知り合った友達とは、今もやりとりしています。
大学では心理学の勉強をし、新卒でベンチャーの人材紹介会社へ入社しました。配属されたのは営業部。エージェントの仕事は大変でしたが、面談を通じて転職者が前向きに変わっていく姿を見ると、やりがいを感じました。彼・彼女らが、考えてもみなかった将来のキャリアやビジョンを見つけ出し、新しいことへ挑戦する姿に励まされたんです。改めて私も、やりたかったネットの仕事にチャレンジしようと考えるようになり、トレンダーズへ転職。自社が運営するWebメディアのライターになりました。