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フリマアプリの利用実態 何が生活者の心をつかんだのか

 ここ近年、フリマアプリのテレビCMを見る機会が増えている。既にECサイトやオークションサイトがあった中で、なぜフリマアプリという新しいジャンルの個人間売買を支援するサービスが急成長を遂げたのだろうか。現時点におけるフリマアプリの利用実態やその利用者を惹きつける要因を探るため、全国15~59歳の男女1,500人を対象にアンケートを実施した。

※本記事は、2018年4月25日刊行の定期誌『MarkeZine』28号に掲載したものです。

オークションサイトに並んだフリマアプリ

 フリマアプリの利用状況について、個人間売買ができるオークションサイトと比較しながら現状を把握する(図表1)。

図表1 個人間売買サービスの利用率ベース:全体(n=1,500)/単一回答
図表1 個人間売買サービスの利用率ベース:全体(n=1,500)/単一回答

 2018年2月時点の利用率は、フリマアプリ、オークションサイトともに25%であり、利用率はほぼ横並びである。

 しかし、両者の利用状況を性別や年代別に確認すると違いがある。男女別に見ると、オークションサイトは男性のほうが、フリマアプリは女性のほうが利用率が高い。年代別に見ると、オークションは幅広い世代で2~3割の人に利用されているのに対し、フリマアプリは若年層ほど利用率が高いことが顕著で、15~19歳では63%が利用している。

 次にオークションサイトとフリマアプリのそれぞれを現在利用している人に対して、利用を開始した時期について質問した(図表2)。

図表2 個人間売買サービスの利用開始時期ベース:各サービス利用経験者/単一回答
図表2 個人間売買サービスの利用開始時期ベース:各サービス利用経験者/単一回答

 この1年以内に利用を開始した人は、オークションサイトでは17%であったのに対し、フリマアプリでは51%であった。フリマアプリの利用者数はこの1年でほぼ倍増しているということがわかる。

▼調査レポート
『フリマアプリに関する利用実態や意識を調査。フリマアプリがユーザーに支持される理由とは?』(HoNote)
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この記事の著者

マクロミル(マクロミル)

高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニー。生活者のインサイト把握やデジタルマーケティング施策の広告効果測定など、マーケティング課題解決に向け最適なソリューションを提供。世界21カ国、50の拠点を展開し、唯一無二のグローバル・デジタル・リサーチ・カンパニーを目指す。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/03/04 18:00 https://markezine.jp/article/detail/28275

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