配信場所・特徴をまとめるとこうなる!
これまでの話をまとめると、以下の図のようになります。

YouTubeのバンパー広告やTwitterなど、短尺の動画ではリーチを増やすことで認知拡大を狙うことができます。一方でInstagram・Facebook・YouTubeのTrueView広告などは比較的長尺であり、ブランディング施策として活用すると効果的です。
現時点では、上記図のようにまとめられますが、今後もメディアの多様化や動画広告メニューの増加、テクノロジーの発展は続きます。より一層、適切な場所で視聴者に受け入れられる動画広告を企画、制作していく必要性が高まっていきます。
そして最後に、動画広告におけるKPIについて、下記の調査結果に触れておきたいと思います。こちらは、マクロミルとデジタルインファクトが共同で行った動画広告市場の動向に関する業界アンケート調査結果です。

この調査によると、動画広告を有効活用する上で重視するべきKPIは「視聴回数」が最も多く全体の48.3%、これに「視聴者数(リーチ)」が42.0%と続いています。
ずっと前から存在しているテレビCMでさえ、目的にあった効果測定を行うためのKPIについては長年議論されてきました。明確な一つの正解はありませんが、動画広告においても、目的に合った効果測定のための指標について、今後議論が深まっていくことを期待します。