口コミに大きな注目が集まっています。ネットとSNSの登場によって、これまで話したら消えてしまっていた言葉が半永久的に記録され、対面で話すしかなかった時代よりもはるかに広く伝達されることが容易になったからです。
口コミは自然発生的なもので、企業がコントロールできるものではないという考えている方もいるかもしれません。本当にそうなのでしょうか。
そこで、定期誌『MarkeZine』第31号では「口コミのメカニズム」を特集。企業が主体的に口コミを誘導する手法や、実際に口コミを重視してマーケティング活動を行っている企業を紹介します。
本号の特集は、読者との共創企画からスタートしました。企画の種を読者の皆さまからいただき、それをもとに業界有識者と一緒に特集の切り口・構成を議論。多くの人の手を借りて、この特集が出来上がりました。
東京工科大学メディア学部で専任講師を勤める藤崎実氏には、「口コミが消費者の意思決定に及ぼす影響と活用の道筋」と題し、「最も古いマーケティング手法」である口コミについて解説していただきました。自然発生的な口コミと喚起された口コミ(口コミ・マーケティング)の違いや、コミュニティマーケティングとの関連など、何度も読み返してしっかり理解したい内容です。
また、下記の16社に「口コミの可能性」と「口コミ活用の展望」を質問。プラットフォーマーやBtoC企業、BtoB企業の違いはあれど、広告が効きにくい現代においてユーザーや顧客を巻き込み、満足度を高めるために重要だという認識は共通していました。
口コミの真価と可能性を探る
アイスタイル/ウエディングパーク/コネヒト/セールスフォース・ドットコム/Twitter Japan/栃木サッカークラブ/トレジャーデータ/ハーゲンダッツ ジャパン/フェイスブック ジャパン/ブレインパッド/マルケト/メルカリ/リクルートライフスタイル/Retty/ローソン/Zebra Japan
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