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統括編集長インタビュー

「ユーザーニーズを最も重視する」
百度が考える日本市場戦略


検索連動型広告は2010年から

 ── ビジネスモデルとしては、検索連動型広告が主力だと思いますが、いますぐに導入しないと1月の発表会で明言されていましたね。

 いろいろな広告会社さんからも問い合わせがありますが、私たちはまだメディアとしての価値がないと思っていますし、まずはユーザーの支持を集めることが重要だと思っています。そのため日本ではまだ検索連動型広告のビジネスの展開を考えていません。インターネットビジネスの場合は、ユーザーに使ってもらえるのかどうかが全てです。それは、どんな秀逸なビジネスモデルを描いていたとしても、同じです。私たちのやるべきことは、どれだけユーザーニーズを高められるかということです。今年から来年ぐらいにかけて検索エンジンに対する評価もどんどん厳しくなっていくでしょう。厳しいユーザーを満足させるようなサービスにすることが不可欠だと思っています。

ユーザーファースト、ユーザーフレンドリーの精神で

 ── 今年の日本市場では、モバイルが注目されています。百度モバイルはまだ先でしょうか?

 中国のモバイルサイトに関しては、既にシェアNo1です。当然、日本市場に関しても注目していますが、いますぐ参入ということはありません。もちろんやる必要性は非常に感じています。いろいろなコンテンツプロバイダーの方々からも、期待されてはいるのですが(苦笑)。

 ── 今後の展望を教えてください。

 日本市場に関しては、当然後発組になります。後発組らしい、オリジナリティのある提案を進めていきたいですね。ユーザーファースト、ユーザーフレンドリーを忘れずに、ユーザーとともにサービスを大きくしていきたいと思います。2010年にビジネスを開始するということは、明言しておりますので、それに向けてメディアとしての価値をこれからも高めていければと思っています。

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア編集部門 執行役員 / 統括編集長

立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、2006年スタートの『MarkeZine(マーケジン)』立ち上げに参画。2011年4月にMarkeZineの3代目編集長、2019年4月よりメディア部門 メディア編集部...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/09/28 18:54 https://markezine.jp/article/detail/2899

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