3万人の女子が集ったイベント「Super! C CHANNEL」
――昨年開催されたオフラインイベント「Super! C CHANNEL」は、とても盛り上がったと聞きました。
武藤:昨年は「体験価値」をテーマに、C CHANNELの動画が体験できるイベントを開催しました。2日間でなんと3万人ものユーザーが来てくださったんです。今年も10月に開催予定ですが、体験価値のテーマを残しながら、ライブ感やインフルエンサーの要素も入れて新しいイベントにしたいと思っています。
泊:昨年は、ネイルを施してもらえたり、ヘアアレンジを美容師さんにやってもらえるブースが人気でした。ビューティー系のブース以外にも、DIYや占い、フードの提供などもありました。


武藤が話した通り、今年は新しいことにもチャレンジします。ライブ配信のスタジオを複数作り、そこから生配信する予定ですが、一部ではライブコマースも実施する予定です。会場でもライブ配信した動画でも、商品を購入できるようにしたいと考えています。
――イベントでは、どのようなスポンサードコンテンツがあったのですか?
武藤:化粧品メーカー、飲料メーカーの企業様が多くブースを出してくださいました。F1層があそこまで一堂に会することはないので、スポンサー企業様にはその熱気とライブ感を高く評価いただきました。
SNSが浸透した結果、情報がを取りやすい環境は整っていますが、その分“体験”の要素は弱くなっていると思います。購買を一押しするのに、“体験”が果たす役割は大きい。動画とイベント、インフルエンサーも絡めたトータルなコミュニケーションをご提案しています。
泊:昨年のイベントをで実感したんですが、フォトブースは大事ですね(笑)。皆さん、Instagramのためにイベントに参加するくらい、インスタ映えは必至のようです。
F1層のインサイトを一番持っているメディアへ
――直近で、特に強化している取り組みはありますか?
泊:これまでHow To動画という情報軸をメインに展開してきましたが、最近は“人軸”のコンテンツにも注力しています。人気のあるユーチューバーやインスタグラマーを抱えて、彼らを拠点にコンテンツを発信していくのです。
モデルケースとしては、ビューティー系のYouTube動画で人気の「和田さん。」がいます。彼女は、元々弊社の社員だったのですが、C CHANNELでユーチューバーとして育成してきた結果、今では指折りの人気ユーチューバーになりました。同じように、インフルエンサーを育てるノウハウもどんどん蓄積されています。
今後は、インフルエンサーを起点にしたコンテンツの発信に加え、彼らに会えるファンミーティングのようなオフラインイベントの企画も考えています。
――育成過程では、インフルエンサーの皆さんにどのようなフィードバックをしているのですか?
泊:数字の部分でアドバイスをしています。サムネイルの画像はどういうものが良いのか、挿入するテキストは疑問形が良いのか、断言するほうが良いのか。また、視聴者の離脱グラフを見て、動画の展開の速さを検討するなどのフィードバックもしています。こうしたノウハウを各プラットフォームごとに持っているので、色々な角度からアドバイスできる環境が整っています。

武藤:今Tik Tokで盛り上がっている世代が20代を超えてくると、動画しか見ない人達がマス層になっていくはずです。そして広告市場でも、今後間違いなく動画の割合は増えていくでしょう。
C CHANNELはF1のインサイトを一番持っているメディアとして、動画コンテンツ・イベント・人軸のビジネスなどを掛け合わせて、ユーザーと広告主様へより高い価値を提供していきます!