LINEは、同社が運営する運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」において、2018年8月20日よりシステムの大幅刷新を実施する。
今回のシステム刷新は、広告配信システムの最適化や精緻化による企業・ブランドのマーケティング活動の最大化と課題解決を目指すもの。新システムでは、より適したアカウント構造への変更や管理画面のUIの刷新を行うとともに、利用データの計測などができるLINE Tagも提供する。
今後は、ダイレクトレスポンス向けの商品として、ダイナミック広告(DPA)などのサービス拡充や、自動入札最適化機能にアプリ内の売上を最大化する仕組みを導入。これにより、広告費用対効果のさらなる向上を目指す。
また、データ活用についても、「LINEショッピング」の購買データなどの活用や、LINEの法人向けアカウント広告とのターゲティング連携を通じて各ユーザーへの最適化を自動的に行えるMAを実現していく。
さらに、2019年上半期を目処に導入を予定しているセルフサーブ機能などにより、SMB領域への展開も加速する。
同社は、今後も様々なメニュー提供や継続的なプラットフォームの改善を通じ、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供。コミュニケーションインフラとして活用の可能性を広げていく。
【関連記事】
・LINE、Messaging APIに「クイックリプライ」を搭載 最大13個のアクションを設定可能
・博報堂DYグループの「TV Cross Simulator」、LINEの動画広告メニューへの対応開始
・ネット利用環境、スマホのみは約半数に!/女性のスマホ単体利用率は男性に比べ約1.5倍【LINE調査】
・LINE、サービスの成長領域に特化した開発子会社「LINE Growth Technology」設立
・TIS、電話からの問い合わせをLINEに送信するサービスを開始 自動応対でオペレーターの負荷削減へ