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非離脱率98%!観たくなるCM「アドフュージョンドラマ」の効果を電通×スポンサーが語る


ネットはフレキシブル、でもマスではない

MZ:マスの強みはリーチ力ということでしたね。では、ネット広告の強みとはどんなところでしょうか。

中尾:ネット広告の良いところは、テレビCMと比べると規制がゆるいため、フレキシブルな挑戦がたくさんできるという点ですね。今や誰でも簡単に動画を作れる時代なので、自社で動画広告を作る企業も増えてきました。でも、そうして作られた動画広告は、企業サイトやYouTubeでアップされて終わりです。たとえ100万回再生されたとしても、テレビの視聴率に換算したらごくわずかですよね。

 そのため、「動画広告のように自分たちも深く制作に関与できて、マス的な影響を与えることができる広告が欲しい」という広告主企業のニーズが高まっていました。アドフュージョンは、このニーズに応える広告形態になっているのではないでしょうか

ブランドを好きになってもらうための広告

MZ:今後、アドフュージョンという広告形態は普及していくと思いますか。

中尾:アドフュージョンという名前をつけたのは、新しい広告のメニューとして広めていきたかったからです。だから、商標も取っていません。認知拡大だけではなくて、「ブランドを好きになってもらうための広告」として、ぜひ活用してほしいと思っています。詳細はまだ言えませんが、次の企画も既に始めていますよ。

MZ:豊田さん、久保田さんはどうでしょうか。今後どういったことに挑戦していきたいですか?

豊田:今回の取り組みは、希望の持てる良い結果を得ることができました。そして、広告の新しい形が見えました。当社はこれからも、既存の型に捕らわれず、新しいチャレンジをし続けたいと思います。中尾さん、今回を超える企画を持ってきていただけることを、楽しみにしています。

久保田:今回の取り組みと、今後のテレビCMに親和性を持たせたらおもしろいことができるのではないかと考えています。アドフュージョンは今後も続いていくということなので、次こそ西村を出してほしいですね(笑)。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

MarkeZine副編集長。1993年生まれ、島根県出身。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/09/28 20:11 https://markezine.jp/article/detail/29058

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