SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

「広告代理店・ベンダーが広告主に抱くイライラベスト3」から学ぶ、広告主が取るべきスタンス、行動とは

「礼儀」もなくて、マーケターが務まるんですか?広告代理店・ベンダーと真にパートナーとなる方法

具体的に、必要な礼儀作法って?

 さて、3つのスタンスを書きましたが、具体的なアクションについても書いていきます。

挨拶、アイスブレイクをしよう

 毎回のミーティングを楽しくしましょう。楽しいほうが良いに決まっています。しかし、いきなり挨拶もなく本題に入ることが多いのではないでしょうか?

 もちろん、時間が限られている時は仕方ないです。しかし、余裕がある時はアイスブレイクをしましょう。発言がしやすい空気になり、その後の議論が促進されます。ベンダーや代理店の方は発言したくてもできない、ということが意外なくらい多いです。特に、年齢が若ければ若いほどそう感じるのではないでしょうか。

 話題はなんでもいいですが、天気の話はつまらないのでやめましょう(笑)。

他人行儀なメールはやめよう

 もちろん友達ではないですが、いつまでも定型の仰々しいメールはやめておきましょう。メールは、大事な会話の一つです。

 私の場合は、少し慣れてきたら、「〇〇さん」としたり、「お世話になっております」の接頭語を外したりします。それより、「おはようございます」「こんにちは」といった挨拶のほうが大事なので、それらは意識的に入れるようにしています。

 パートナーとして、親近感、一体感を日々のメールでも演出しましょう。

大きな提案をお断りする時は謝りに行こう

 提案を頂く際は、ほとんどの場合多大なるリソースが費やされています。もちろんすべて謝りにいくのは厳しいですが、特に時間をかけていただいたご提案の実施が難しい場合は、出向いて謝りに行きましょう。

 お越しいただいて謝る、でも最悪良いのですが、謝る相手を来させる、ということ自体に誠意がない気がします。私も時間がなくて来ていただくことはありますが、申し訳なく思っています。

 我々広告主は、ベンダー・代理店は提案稼働にも費用がかかっていることを改めてしっかり認識しなければなりません。

全部文書で済ますのはやめよう

 話したら1分で終わるものが、メールやチャットだと1~2時間かかります。あと、文面だけだと感情が伝わらない。顔が見えない。

 メッセージ・チャットアプリが発達して、文面だけのやり取りに慣れてしまい、電話することがより億劫になってしまったかもしれません。しかし、だからこそ大事なことはメールやチャットだけで済ましてはいけません。

 大事なことはメールやチャットをしたあとに広告主から積極的に電話しましょう。

次のページ
選ばれる広告代理店・ベンダーになるには?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
「広告代理店・ベンダーが広告主に抱くイライラベスト3」から学ぶ、広告主が取るべきスタンス、行動とは連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

福田 保範(フクダヤスノリ)

2007年~2015年6月、株式会社アイ・エム・ジェイにてWEBディレクター、SEOコンサル、マーケティングコンサルなどを経験。2015年7月より、三井住友カード株式会社にてWEBマーケティングを実施中。おもにコンテンツマーケティング、WEB広告、SEOなど多岐にわたるデジタルマーケティングに従事している。また、WEBマーケティングから育児まで多岐に渡るテーマを語るブログ『FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)』を運営している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/12/04 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29771

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング