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ソーシャルメディア その進化と活用

想定の倍以上の来店効果!ビックカメラグループがLINE「SHOPPING GO」を導入した狙いと成果

LINEが強い女性や若年層の新規獲得を目指して

――「SHOPPING GO」導入の狙い、目的は?

松本:まず月間7,800万人が利用しているというLINEのユーザー基盤は大きな魅力です。そこからまだビックカメラグループを使ったことのない新規のお客様を取り込むことが最大の狙いです。特にLINEの強い、女性や若年層のお客様にとってビックカメラグループを知っていただく、来店していただくきっかけとして機能することを考えました。

――顧客向けに「SHOPPING GO」対応開始はどのように告知されていったのでしょうか?

藤原:LINE内の「SHOPPING GO」画面や公式アカウント、「LINEショッピング」ページなどオンライン集客のチャネルを活用していきました。

松本:店頭でも大きく告知しました。また、既存のお客様向けにもPOPや館内放送、販売員からの案内といった形で知っていただくきっかけを作っていきました。

「SHOPPING GO」導入当初のビックカメラ店頭の様子
「SHOPPING GO」導入当初のビックカメラ店頭の様子

キャンペーン後も来店効果が続いている

――現在の成果について教えてください。

松本:当初の狙い以上に新規のお客様の獲得では定量的な成果が得られました。キャンペーン期間を過ぎて、1月からは通常運用という形になっていますが、それでも想定していた倍以上の来店効果が出ています。

 ビックポイントも相当認知していただいているのですが、普通にお買い物をされる中で、さらに「LINEポイント」もダブルで貯まるというのはわかりやいお得感を創出できます。他社との差別化にもなっているかと思います。ポイントについては、いわゆる「まとめサイト」がいくつもあることからもわかるように楽しみながらポイントを貯めたいという方は多いので、喜んでご利用いただけています。

藤原:「LINEポイント」はこれまでスタンプの購入に充てられることが多かったのですが、最近では「LINE Pay」で使われるケースが多くなっています。1ポイント1円として決済充当できるようになっているため、お金に近いお得感を感じていただいているのではないでしょうか。

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/12 09:00 https://markezine.jp/article/detail/30200

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