ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するケータイ向けのポータルサイト「モバゲータウン」は、4月1日から、新コンテンツ「モバカジノ」を開設。サービス開始当初は「ポーカー」、「ブラックジャック」、「ルーレット」の3種類を提供する。各ゲームは最高4人まで同時に参加でき、他のユーザとチャットなどでコミュニケーションをとりながら、性格が異なる6人の「ディーラー」を相手にカジノゲームを楽しむことができる。
「モバカジノ」では、モバゲー内で使える仮想通貨「モバゴールド」を専用の「カジノコイン」に変換して(1モバゴールド = 1カジノコイン)ゲーム内で使用することができる。ゲームで使ったカジノコインは、ゲームの勝敗によって増やすことが可能で、増えたカジノコインはモバゴールドに交換することができる。モバゴールドは、ユーザが「アバター(分身)」のためのアイテムを購入したり、「マイルーム」と呼ばれる自分の部屋の家具などを購入する際に使える仮想通貨で、現実の通貨との交換はできない。
「モバカジノ」は、主に20代・30代の大人が利用することを意識したコンテンツをうたっているものの、利用年齢制限はない。しかし、大人向けを意識して、ゲーム内で「アバター」の表示を行わないほか、実際のカジノを模したデザインを採用している。
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