人気ブランド「BRUNO」のギフト商品へのこだわり
現在のイデアインターナショナルにおいて、人気のブランドとなっているのがライフスタイルブランド「BRUNO」だが、そのいちばんの特徴は、ギフトとして贈るために購入されることが圧倒的に多い、という点だろう。ホットプレートは結婚祝いの定番として定着しつつあり、その累計販売台数は2018年12月末時点で130万台を突破している。
そういったニーズをふまえ、ギフト商品においては、その包装紙やリボン、メッセージカードなどを自由に選ぶことができる。オリジナルのラッピングを施し、プレゼントを贈ることができるのだ。だが、一方で気になるのは物流面。これだけの手数がかかっていれば、当然コストもあがるだろう。
「ギフト商品では、ラッピングや包装紙、リボン、メッセージカードも選ぶことができます。これらは倉庫の方たちが、1つひとつ手作りで包装しているので、出荷スピードを早くするというのはなかなか難しいんです。ですからギフト商品では、効率やいかに早く配送するかといったスピートより、手作り感を大事にしています。ラッピングも基本は無料で行っているんですよ」
また、ラッピングなどの種類を選べるだけでなく、ホットプレートのノブの部分に、日付やイニシャル、メッセージを刻印し、世界にひとつだけのオリジナルホットプレートを贈ることができるサービスも展開。ホットプレートの認知拡大により、トースターグリル、ホットサンドメーカーなど、キッチン家電を中心とした商品の販売も順調に伸びている。「ギフト商品は、もちろん今後も注力していきます」と小林さんは意欲をのぞかせている。