指定受信機能、利用動向は半々
Q2では、その指定受信機能の認知、利用状況、そして今後の利用意向を尋ねた。その結果、指定受信機能を知っていると回答したユーザーは88.1%となり、大半のユーザーがこの機能を知っていると回答した。また、利用状況に関しては「利用している」が47.5%「利用していない」が52.5%となり、若干ではあるが非利用者が上回っていることがわかる。
今後の利用意向に関しては「利用したいと思う」が65.8%「利用しないと思う」が34.2%となり、指定受信機能の利用拡大が伺える結果となった。指定受信機能の利用が増えるということは、同時に指定「拒否」機能の利用も増えると考えられ、企業には更なる対策が求められるのではないかと考えられる。
気になるのは「送信者/アドレス」、
最後にQ3では、企業から送られてくるメルマガのどういった点を注目、もしくは重視するかを尋ねた。その結果「送信者/アドレス」を気にする(「非常に気にする」と「多少気にする」の合計)と回答したユーザーが、74.5%と最も多くなった。次いで、「メールの長さ」の67.3%、そして「文字の量」の64.1%が続く結果となった。また「件名」についても55.4%と半数を上回り、重要な要素であることが伺える。
もちろん、ユーザーはメルマガの「内容」を一番重視するとも考えられる。しかし、今回の調査結果からは、内容がおもしろかったとしても、メールの件名や長さによって、その面白さが伝わらない、もしくは見てもらうことすらできないといった事態も、十分にあり得るのではないかと考えられる。企業の担当者には、内容にばかり気を取られず、全体のバランスを考慮した上でメルマガの作成や配信を行うことが求められるだろう。
本調査はモバイルインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。