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アリババの「618商戦」、越境EC部門では花王キュレル、小林製薬、任天堂が売上増加率上位に

 アリババグループはEC事業の淘宝網(Taobao、タオバオ)と天猫(Tmall)で開催した「618商戦(618 Mid-year Shopping Festival)」の結果を明らかにした。今回の「618商戦」では、アリババの小売プラットフォーム上で20万以上のブランドと店舗がキャンペーンに参画し、110以上のブランドが1億元(約15.6億円)の取引高を突破したという。

 越境Eコマース事業の天猫国際(Tmall Global)の売上金額は昨年同期比197%増となり、国地域別の海外ブランド売上ランキングでは、日本が1位となった。

 昨年同時期と比べ、日本ブランドの売上増加率は、花王のキュレルが245%増、小林製薬が192%増、任天堂が182%増だった。中でも、任天堂のゲーム機Nintendo Switch、ドクターシーラボの美容液、資生堂のSK-IIの化粧水、ヤーマンの美顔器などが人気商品だとアリババは明らかにしている。

 また、コスメ・美容の総合サイト@cosmeを運営するアイスタイルグループは、上海で「618商戦」と連動したPOP UP Storeイベントを6月10日から6月18日まで開催した。イベント期間中、多くの消費者が来場し、実際に商品を試した後、気に入った商品をその場でQRコードを読み込み、天猫国際(Tmall Global)」上の「@cosme海外旗艦店」で購入したという。

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2019/06/24 09:10 https://markezine.jp/article/detail/31385

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