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毎日100人と情報交換 すがけんさんに聞く、生きた情報の集め方と思考法

良い情報を手に入れるための方法は?

――では、続いて具体的な情報の集め方について教えてください。率直に、どうすれば使える“生きた情報”を聞き出すことができるのでしょうか?

菅原:いい質問ですね。情報は聞き出してはだめです。

――えっ?

菅原:情報は、まずあげるんです。あくまで情報は“交換”するもの。新しい情報が欲しいと思ったら、まずは「これって知ってました?」「こういう情報があって、僕はこう捉えています」と、相手の役に立ちそうな情報をあげる必要があるんです。

――先ほどの質問に自分のだめな姿勢が現れていて恥ずかしくなりました……。クレクレでは、いけないんですね。

菅原:そう、ギブの気持ちが大事なんです。繰り返しになりますが、情報は渡しても減らないので。いくらでもあげちゃっていいと僕は思っています。

 また、情報を集めるのも大事ですが、集めた情報について“思考する”ことが最も重要です。情報は「へーそうなんだ」で終わるとなんの意味もないので。ある情報を手に入れたら、「なぜそうなのか?」「自分だったらどうするか?」と思考することが最も重要なんです。

 なぜかと言うと、今人口の減少が続いているじゃないですか。10年後には7%減少すると言われています。つまり、今僕たちが必死にやっている仕事の7%は、10年後には報われなくなることが決まっているのです。だからこそ、僕は今日1日の労力を提供して得られた結果・対価が、一年後の今日同じ労力を提供した場合に得られる結果・対価と同じではいけないと思っています。僕たちは10倍の成長を目指さないといけないのです。

 そのためにも、他国、他企業の成功事例、あるいは失敗事例も「へーそうなんだ」では終わらず、「なぜ成功(失敗)したのか」「自分だったらどうしたか」を思考し、“使える情報”としてストックしておくことが大事です。

まず情報交換の仲間を作る

――ただ“知っている”だけでは、意味がないのですね。ちなみに、最初に提供する情報はどのように見つけているのですか?

菅原:みんなと同じですよ。ニュースとかTwitterで流れている情報を見ています。受け止める感度が低いだけで、情報はそこかしこにあるんですよ。たとえば、さっきの人口が減っていることなんてみんな知っているじゃないですか。でも、それでどうなるかを真剣に考えているマーケターはすごく少ない。

 僕は、いつも大げさに捉えるようにしています。「え⁉ 人口減っちゃうの⁉」みたいな(笑)。まずは頭の中で大げさに読んで、興味を持つ。ふーんで終わらせないことが大事なんです。

――最後に、アドバイスをお願いします。私たちのような若手が、今後すがけんさんと同じように情報交換を行っていきたいと思ったとき、何から始めれば良いのでしょうか?

菅原:情報交換するための100人を作るために、まずはたくさんの人と会うことが大事ですね。ある程度の信頼関係を持った人じゃないと、良い情報交換はできないと思うので。

 最近は、本当に多くのマーケティングイベントが行われているので、そういった場に積極的に参加し、最後の交流会まで残って参加者と話してみることが第一歩だと思います。イベントは情報を集める場所ではなくて、情報交換できる人を見つける場と考えてみてください。講演を聞いて、Tweetするだけではもったいないです。

 仲間は100人でなくてもいいのですが、100人くらいいると、色々な話題で情報を交換できると思います。僕が10年前に作った仲間は、今みんな偉い人になっています。次の10年はまた違う人たちが出てくると思うので、今のうちに作っておくと、それが武器になるのではないでしょうか。

――本日お伺いしたこと、肝に銘じたいと思います。ありがとうございました!

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

1993年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。Web記事に加え、定期購読誌『MarkeZine』の企画・制作、イベント『MarkeZine Day』の企画も担当。最近はSDGsに関する取り組みに注目しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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