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まだ見ぬ顧客を可視化せよ フルファネルでビジネスを加速させるNAVITIME×ヴァリューズの挑戦

「外にいる顧客」も浮き彫りに

MZ:ヴァリューズは調査だけでなく、プロモーション領域、広告運用のところまで手がけられているのですね。

齋藤:我々はデータの可視化をメインでやってきましたが、調査結果を施策に落とし込んでいく広告代理店事業も柱の一つとして立ち上げました。Google、Yahoo! JAPAN、Twitterの認定パートナーにもなっています。興味関心に基づくターゲティング、サーチターゲティング、プレイスメントターゲティングをより精度高くやるというところを得意としています。潜在層から顧客化していくところはもちろん、データに基づいてファネルの上部にもアプローチできるので、フルファネルでの支援を実現していきます。

 もちろん事業会社様でも顧客に関する多くのデータをお持ちでしょうが、競合他社に流れていってしまった顧客について追っていくのは難しいものです。弊社のモニターパネルと突き合わせて見ることで、顧客理解を深めていくことができるかと思います。

捉えきれない領域を補っていく存在に

MZ:ナビタイムジャパンのオウンドメディアソリューション事業における今後の展望についてお聞かせください。

渡辺:自社サービスで磨き上げたものを、外部に提供できるという我々の強みを活かし、経路探索エンジンのデファクトスタンダードになることを目標としています。

 「MaaS(Mobility as a Service)」実現に向けた取り組みが増える中、移動データへの注目も高まっています。より現実的な利便性に結びつく精度の高いデータが求められるようになっています。たとえば、駐車場一つとっても、単純に近いだけではなく進行方向にあるかどうかということが実際に利用する上では重要です。不動産においても、駅の南北でそれぞれどういった特性があるのかということが、駅からの距離以上に意味を持つ場合もあります。我々の有するそういったデータを活かしながら、取引先企業様のビジネスを加速していけたらと考えています。

MZ:ナビタイムジャパンとヴァリューズの協業における今後のビジョンについてお聞かせください。

齋藤:両社のデータを組み合わせることで、事業会社様内にあるデータだけでは捉えきれない領域について補っていければと思います。

 たとえば、トランクルームの会社や不動産サイトのギャラリーなどに我々の「VALUES eMark+」のデータと、ナビタイムジャパンさんによる商圏評価を連携させることで、戦略もよりシャープになるのではないかと考えています。ナビタイムジャパンさんのデータを我々がリセラー的に一緒にご提案することでも、事業会社様にとって意味のある施策につながっていくのではないかなと思います。

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/12/18 11:00 https://markezine.jp/article/detail/32573

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