広告・マーケティング業界で活躍する人物の職業人生、キャリアを伝える本連載。今回は、カンタス航空の河原里香氏を紹介する。現在、2人の子どもを育てながら、同社のデジタルマーケティング業務に携わる河原氏。仕事と育児の両立に奔走する毎日だが、「制限があるからこそ、本当にやりたいことを選択できる」と語る。異業種への転職や、未経験の仕事に挑戦してきた河原氏に、キャリアを諦めない姿勢を聞く。
※本記事は、2020年1月25日刊行の定期誌『MarkeZine』49号に掲載したものです。
未経験でBtoBマーケに挑戦

カンタス航空 日本地区 デジタルマーケティングコーディネーター
河原里香(Rika Kawahara)氏
新卒で入社した出版取次の営業を経て、2013年UNCOVER TRUTHの立ち上げ時に転職。営業として、企業のWebサイト改善に関わる。産休育休後は、未経験ながら同社のBtoBマーケティングを担当し、2018年度のMarketo Championに選出される。2019年4月にカンタス航空へ転職。デジタルマーケティングを中心とした、日本地区のマーケティングに関わる。趣味は、スキューバダイビング。
――まずは、これまでのキャリアを教えてください。
書籍が好きだったこともあり、新卒では出版取次の会社に入社しました。営業部に配属され、いろんな出版社様の書籍を扱い、書店様と二人三脚で読者を意識した売り場作りなどにも取り組みました。そのうちに、もっと自分の視野を広げたいと考え、Webサイト改善のツール提供やコンサルティングを行うスタートアップ、UNCOVER TRUTH(アン カバートゥルース)へ転職したんです。異業種への転職でしたが、多くの企業様を担当でき、営業の知見を広げられる環境と、転職活動中に興味が湧いたデジタルマーケティングに近い領域で仕事ができることに、不安よりも楽しみが勝っていましたね。
1年半ほど働いたのち、年子の娘の産休育休を経て復職したタイミングで、マーケティング部へ異動しました。でも本当は、外勤の少ない営業サポートとして戻る予定だったんです。復職にあたっては人事と相談し、「営業キャリアを生かしつつ、子育てと両立できそうだ」と納得していたはずでしたが、いざ仕事をしてみると、違う思いが出てきて。「やっぱり私は、お客様ともっとコミュニケーションできる仕事がしたいです」と改めて相談したところ、ちょうど採用をかけていたマーケティング部で受け入れていただけました。復職当日に異動なんて、ご迷惑をおかけしたと思うのですが、柔軟に対応いただき、ありがたかったです。
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マチコマキ(マチコマキ)
広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。
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