エビリーは、6月1日付で元読売テレビの演出・プロデューサーである西田二郎氏が最高クリエイティブ責任者(CCO)に就任したことを発表した。2025年4月からの顧問期間を経ての就任となる。
就任の背景には、YouTubeにおいて長尺やシリーズ構成など、テレビ番組に近い高品質な動画が求められ制作ハードルが上昇していることや、企業の活用目的が単なる商品紹介からファンコミュニティ構築など中長期のブランディングへ移行しているという環境変化がある。これにともない、感覚に頼った制作から脱却し、データに基づく再現性の高いクリエイティブ戦略をとることが課題となっていた。

同氏は、読売テレビにて「ダウンタウンDX」などの演出・プロデュースを担当した他、テレビの枠を超え、YouTubeと放送・広告を融合させた「越境放送」の開発などに携わってきた経歴を持つ。エビリーの顧問に就任して以降も、既にYouTube番組の企画などに参画していた。
就任にあたり西田氏は、「コンテンツが面白いだけで届く時代は終わり、データに基づく設計が不可欠である。今後はCCOとして、テレビで培った企画力とエビリーのデータ分析力を融合させ、企業のYouTube活用を支援する『当たるクリエイティブの設計力』を展開していく」とコメントしている。
今回の人事により、同社は自社が持つデータ・デジタルの知見とテレビ業界のクリエイティブな知見を統合し、企画から構成、演出までを含めたコンテンツ制作の需要に対応していく。今後は自社のデータ分析ツール「kamui tracker」などを活用しながら、企業のYouTube活用における成果の最大化を図る。
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