パワーポイントのスキルがあれば制作可能
――そうはいっても、アニメ制作をマーケター自身で行うのは難しいのではないでしょうか。
川﨑:「VYOND」の場合、パワーポイントで企画書をつくれるスキルがあればほとんどの人が自分で動画を制作できるはずです。
数百種類のキャラクターや背景画像がクラウドサーバーにあり、伝えたいストーリーやシチュエーションに合わせてキャラクターなどを選ぶだけで動画を制作できます。飲食、金融、医療、流通といった業種やシチュエーションに応じたテンプレート動画も豊富に用意しているので、ゼロからアニメを制作することも高度なソフトを使いこなす技術も必要ありません。キャラクターやシチュエーションを選択して組み合わせるだけでアニメが完成します。
日本語での制作マニュアルも提供していますし、当社のサポートによって問題なく使いこなせる企業がほとんどです。
――それは心強いですね。では、はじめて「VYOND」を使ってアニメ動画を制作する時のポイントを教えてください。
川﨑:どの企業も、これまで営業活動で使ってきた商品説明資料や営業マニュアルをお持ちだと思います。こうした資料は、マーケットの現状や顧客の抱える課題、その解決方法をストーリー仕立てで構成されていることがほとんどです。こうした既存の資料やマニュアルの内容に沿って動画を制作することで、「かゆいところに手が届く」内容になっていくでしょう。動画だからと、新しくシナリオを考える必要はありません。
――最後に、改めて「VYOND」の強みと役立て方についてお聞かせください。
川﨑:「VYOND」は、コストパフォーマンスの高いコンテンツを手軽に制作することができるインパクトの大きいソリューションなので、ぜひ多くの企業に使っていただきたいと思っています。大変な状況にある企業が多い今こそ、ビジネスアニメを新たな武器にしていただき、利益をもたらす手助けをできたら嬉しいです。
外出ができない現状への対応に留まらず、動画コンテンツは中長期的な資産にもなります。近年ではスマホネイティブな世代が現役の社会人になり始め、ビジネスパーソンの日常生活にも動画視聴が当たり前のように入りこむようになりました。5Gの普及で、動画の視聴はさらに浸透していくでしょう。すべての世代の方にわかりやすく、響くコミュニケーションを行うために、「VYOND」を役立てていただければと思います。
――本日はありがとうございました。
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