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イベントレポート

「世界は変わった。私たちは変われるか。」カラス牧野氏×ホットリンク飯髙氏対談

案件は完全にストップ。しかし1週間前から変化が……

牧野:そうですね、一変しました。というよりも、大半の案件は止まりました。クライアント先も、新商品をこのタイミングで出してもしょうがないですし、生活に関わるものだとしても、「店頭に行ってください」というアプローチをするわけにもいきません。先行きが見えず、止まらざるを得なかったんですね。

 で、ひとしきり止まったのですが、徐々に変化が起き始めています。「どうやらこの状況は一時的なものではなく、続くんだな」と、少しずつ人々が思うようになったのです。そして、「じゃあ、こういった状況で何をすべきかを考えなくては」と、動き始める人が増えてきました。特にこの1週間でその動きは加速しているように思います。

飯髙:時間も経ち、少しずつ前を向き始めている人が増えてきているんですね。

牧野:そうですね。「変わった」ということに向き合う人が増えてきたように思います。

変わった世界で、何をするか

飯髙:牧野さんは「こんな状況だからこそ、こんなことをやりたい」ということはありますか?

牧野:今回のコピーにも書いたのですが、世界は完全に変わってしまいました。実はこの「世界は変わった。私たちは変われるか。」というコピーを書いた時、自分自身も救われた気持ちになったんです。自然と、自分自身も変われるチャンスだな、と思うことができるようになったんです。「変わった世界で、自分は何をするべきか」というのをポジティブに考えることができるようになり、早速GW開けには新しいサービスも開始しようと思っています。

牧野氏が手掛けた、イベントのコピー
イベントコピー全文

飯髙:新しいサービスですか! どのようなサービスか、言える範囲で教えていただけないでしょうか?

牧野:今後、間違いなくリモートビジネスは定着すると思っています。そこで、超ベタですがオンライン会議や飲み会などで使える「背景の販売」を開始しようと思っています。

 たとえば今、動物園には行きたくても行けないじゃないですか。そこで、動物園に協力していただき、パンダの写真を撮ってもらう。そして、その写真が背景として使われると、その売上の8割が動物園に寄付される……というようなサービスを考えています。

飯髙:すごい教えてくれた……(笑)。めちゃくちゃいいサービスですね!

牧野:今、背景で会話することって増えていますよね。自分も今背景にカラスがいますが、「それなんですか?」というコミュニケーションが生まれることも多いです。動物園だけではなく、飲食店など、コロナ・ショックで影響を受けている企業を支えるプラットフォームを作りたいですね。

飯髙:サービスリリースが楽しみです。少し話は変わりますが、コロナ・ショックの中、社会のために様々な取り組みをされている企業が増えています。牧野さんがいいなと思ったものはありますか?

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ロゴの切り離しは意味があったのか?

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

MarkeZine副編集長。1993年生まれ、島根県出身。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/04/24 07:00 https://markezine.jp/article/detail/33288

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