Google AdWordsのヘルプセンターには「AdWords 商標に関するポリシーの改訂版(イギリスとアイルランド)」という項目が設けられ、次のような変更がなされたことが明らかになった。
ポリシー変更によって、4月4日以降は申し立てがあっても商標登録された言葉と同じキーワードについては審査しない。ただし、商標侵害を目的とした広告テキストについては引き続き調査を行う。また、商標についての調査を行った結果、使用不可とされたキーワードについては、5月5日から英国とアイルランド国内の制限はなくなるという。このポリシー変更は英国とアイルランドの商標に適用される。
Q&A式にまとめられている「AdWords 商標に関するポリシーの改訂版(イギリスとアイルランド)」では、このポリシー変更は「今後商標用語をキーワードとして使用できるという意味か」という項目を設けているが、Googleはそうしたことをアドバイスする立場にはないとして、商標キーワードの利用について否定も肯定もしていない。
この方針変更は米Googleの方針を反映したものといわれており、実質的に商標と同じキーワードへの入札が可能となったことは、広告主に大きな影響を与えそうだ。
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