SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第65号(2021年5月号)
特集「今日から始める運用型テレビマーケティング」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

定期誌『MarkeZine』巻頭インタビュー

培ってきたコミュニティを軸に「イノベーションの場」を創出し続ける

 今、様々なリアルイベントが軒並み中止を迫られ、新しい商機の生み出し方が求められている。1万5,000人を集客するアドテック東京をはじめ、年間数多くのイベントを開催するコムエクスポジアム・ジャパンでは、早々にオンラインセッションの公式チャンネルを開設。「イノベーションの場は、何もリアルでなくてもいいと気づいた」と語るのは、同社代表の古市優子氏。イベント開場前から並ぶ人に声をかけ、毎年参加の企業に会いに行ってインタビューする、コミュニティづくりの工夫とオンラインへの挑戦を聞いた。

電子版(誌面)はこちらから閲覧できます。

※本記事は、2020年6月25日刊行の定期誌『MarkeZine』54号に掲載したものです。

イノベーションが起こる場の主催者としてチャレンジを

コムエクスポジアム・ジャパン株式会社 代表取締役社長 古市優子(ふるいち・ゆうこ)氏
慶應義塾大学法学部法律学科卒。サイバーエージェント新卒入社と同時に、スマートフォン黎明期のCyberZへ出向。2013年よりdmg::events Japan(現Comexposium Japan)に入社、2019年4月、同社代表取締役社長に就任、フランス最大手イベントオーガナイザーComexposium Groupにおける歴代最年少ディレクターとなる。2020年2月より米国Advance Women at Work™アドバイザーも兼務。国内外での幅広いイベント主催および参加経験を活かし、日本でのダイバーシティ&インクルーシブネスなカンファレンスの普及を目指す。

――今回の取材はオンラインで実施しています。世界中が大変な状況になり、ビジネス環境にも大きな影響が現れている中、MarkeZineでもメディア企業に何ができるかを模索しています。古市さん率いるコムエクスポジアム・ジャパンでは、3月上旬からオンラインセッションを開始し、毎週のように配信を重ねられていますよね。

 そうですね。イベントが主軸だった当社にとって、まさかの“人を集めてはならない”という事態は本当に未知の状況です。その中で何ができるかを考え、社外の方の協力も得ながら一気にアドテック公式チャンネル「ad:chan」を立ち上げて、週1の割合でライブ配信を続けています。同時に、隔週で当社スタッフと気軽に話せるオンラインランチミーティングも実施しています。

 もちろん試行錯誤はありましたが、アドテック東京や各種のイベントを通して当社とつながっている方々は、新しい取り組みにとてもポジティブなんですね。私たちのトライアルに関心を寄せて、訪れてくださるのはとてもありがたいなと思っています。

ニューバランスジャパンの鈴木健氏、Pencil & Paper.comの長瀬次英氏を迎えて4月3日に開催したオンラインセッション「新型コロナウイルスにマーケター・マーケティングはどう立ち向かうのか?」は、1,000人近くがライブで同時視聴した
ニューバランスジャパンの鈴木健氏、Pencil & Paper.comの長瀬次英氏を迎えて4月3日に開催したオンラインセッション「新型コロナウイルスにマーケター・マーケティングはどう立ち向かうのか?」は、1,000人近くがライブで同時視聴した

――そのあたりのコミュニティのお話や、古市さんが積極的に取り組まれているダイバーシティについてもお聞きしたいと思います。はじめに、御社の事業と古市さんのミッションをうかがえますか?

 会社としては、規模的に最も大きいアドテック東京を中心に、サミットと呼んでいる数百人規模の合宿型のカンファレンスを年間5〜6本開催しています。ブランド版がブランドサミット、コマース版がコマースサミットといった形ですね。他に、そのときどきの時流を捉えて、フィンテックやAIなど単発のテーマでイベントを企画することも多々あります。

 同時に、当社は30ヵ国ほどで事業を展開するコムエクスポジアムグループの日本支社的な立ち位置もあるので、アドテックと親和性の高いカンファレンスを日本に誘致したりすることもあります。

 「イノベーションが起こる場を創造する」ことが、アドテック日本事務局創業時からの理念です。私自身はこの理念に根差して、参加いただく皆さんに価値を提供しながら、主催者としても“テック”を活用した新しい取り組みを積極的に進めています。受付のシステムを全部顔認証にしたり、ステージのスクリーンを全部LEDにしたり。今この時期も大変さはありますが、何もリアルに縛られることはない、イノベーションが起きるなら状況や時代の流れに適応していけばいいと気づきました。これをチャンスと捉えて鼻息荒く(笑)、臨んでいるところです。

この記事の続きはMarkeZineプレミアム会員になるとお読みいただけます。
詳細はこちら
プレミアム記事を毎月1冊にまとめてお届けする定期誌『MarkeZine』年間購読サービスもございます。
詳細はこちら

次のページ
女性登壇者比率を拡大ダイバーシティ強化へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
定期誌『MarkeZine』巻頭インタビュー連載記事一覧

もっと読む

関連リンク
この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長 1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケター向け専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、定期誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新しいビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング