新たな成長曲線を描く戦略の大転換
スタジアムビジネスが中心だったこれまでの戦略を転換し、新たな成長曲線を描くため、今後ガンバ大阪ではどんな取り組みをしていくのか。竹井氏は次のように語った。
「これからもスタジアム集客が重要であることは変わりませんが、スタジアムに来場いただいたかどうかで始まるカスタマージャーニーの考え方は変えていくと思います。
スタジアムへの来場は接点の1つにはなりますが、それだけでなくデジタルで配信するコンテンツ、交流会など、一人ひとりのニーズに沿ってサービスを展開することで、新たな収益モデルをつくっていきたいです」(竹井氏)
加藤氏はすべての業界・ビジネスに通じる考え方として、「戦略とは、シンプルに表現すると“目的”に対する“資源配分”」と述べ、本セミナーで話された内容を図解でまとめて解説した。
「こうした環境下で目的を再解釈して、資源配分を再解釈すると、新しいマーケティング戦略が生み出されるストーリーへとつながっていきます。この新しいマーケティング目的と、拡大解釈を加えた資源によって、ガンバ大阪のマーケティング戦略がさらに強いものになっていくと確信しています」(加藤氏)
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