博報堂は、D2C(Direct to Consumer)ブランドビジネスを支援する「博報堂グループ・D2C統合ソリューションチーム」において、生活者発想でD2Cブランド開発を支援するプログラム「D2C Design Studio」の提供を開始した。
同プログラムでは、D2Cブランドを構成するブランド・エクスペリエンス・コミュニティの3つの要素に着目。「生活者の共感を誘う“らしさ”を設計するブランド開発」「生活者発想に基づいた顧客体験を設計するエクスペリエンス開発」そして「ブランドとの絆を紡ぐ共創アプローチを通じたコミュニティ開発」をワンストップで提供する。各領域の専門家やクリエイターと連携して、デジタルとリアルの体験を融合したD2Cブランドの開発を実現していく。
開発手法においては、ブランドのあるべき姿をビジュアル化し、そこから逆算でイノベーティブなブランドをデザインする「サービスエビデンシング」を取り入れる。生活者の声や関係者の要件を反映しながら開発を進めるアジャイルプロセスやプロトタイピングに力点を置く考え方だ。
これにより、商品が世の中に出た時の姿を先行してビジュアルで共有することで、未来の顧客となる生活者や社内関係者からの意見を収集しやすくし、生活者にとって価値のあるD2Cブランドの開発をより素早く実現する。
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