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MarkeZine Day 2025 Retail

海外コンテンツマーケティング探訪~業界横断で使える「型」を手に入れる

オーディエンスを「感動させる」コンテンツで見込み顧客の信頼を得る

最後の一押しには「成功体験コンテンツ」が効く

 顧客の背中を押すような「最後の一押し」コンテンツも不動産業界には多く用意されています。ここで効果を発揮するのは、実際の商品・サービスを利用した際の「成功体験」「課題解決体験」を共有することです。

 同社はYouTubeの公式アカウントを持っており、シリーズの一つである「BiggerPockets Success Stories」では、実際に不動産投資で成功した人が体験談を語っています。信頼を獲得できている状態であれば、顧客は「こういった自分になれるのか」と感動してくれるはずです。

不動産投資の成功体験を語る動画。インタビュー対象者は自家用飛行機に乗って現れた
不動産投資の成功体験を語る動画。インタビュー対象者は自家用飛行機に乗って現れた

 しかし不動産に関して知識が十分でない、興味がない人からすると、なんとなく信じられない内容に映ってしまうかもしれません。成功体験コンテンツは、届けるタイミングに注意が必要です。

「ここまで親切にしてくれるのか」という感動が信頼につながる

 本記事では、不動産業界を例にコンテンツマーケティングの様々なアイデアを紹介してきました。オーディエンスの役に立ち、信頼してもらうという点に注目してきましたが、重要なのは、オーディエンスに「感動」してもらうこと。「ここまで親切にしてくれるのか」「自分もこんな体験がしてみたい」と思わせられるようなコンテンツを作ることは、業界を問わず大切な要素です。次回は「ぺルソナ設定の重要性」をテーマに、金融業界の事例を紐解いていきます。

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この記事の著者

山田 太一(ヤマダ タイチ)

エディター、コンテンツマーケティングコンサルタント。産経新聞記者、人材採用広告会社の営業を経て、クマベイスに入社。クライアントワークにあたるとともに、コンテンツマーケティングやコンテンツ戦略の海外事例を研究する。熊本県出身。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/09/23 07:00 https://markezine.jp/article/detail/34196

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