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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

定期誌『MarkeZine』特集

COVID-19がマーケティング・営業にもたらした3つの変化

相手から価値を引き出す前に、価値を提供せよ

 3社の事例を紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。どの企業も一貫して、今の時代に買い手が求める情報が何かを考え、提供すべく取り組みを進めています。それができれば、探しに来ている方とマッチングしやすくなっているのが現在の状況です。

 我々は昔から「インバウンド」の思想を大事にしてきました。相手が興味を持ってくれるコンテンツで惹きつけ、信頼関係を築き、満足させることでビジネスを成長させる。この思想は今後より重要性を増してくると考えています。

 そして、この思想を実行するために忘れてはならないことが1つあります。それは、相手から価値を引き出す前にこちらから価値を提供するということです。これは、マーケティング・営業問わず会社全体で徹底すべき内容です。

 「インバウンド」の思想についてお話しすると、「それって成果が出るまで時間がかかるんじゃないの?」と否定的な声を受けることもあります。しかし、きちんとバイヤージャーニーを描き、その流れに沿ってコンテンツやコミュニケーションを設計すれば、売り込まなくてもおのずと成果がついてきます。

 「コンテンツのネタがない」という方も、安心してください。皆さんの会社の中に蓄積された知見の中には、必ず社外の人々にとって役に立つものが含まれているはずです。自社では当たり前だと思っている情報が世の中から見れば貴重な情報だということはしばしばあります。ぜひ自社が提供できる価値はなんなのかを検討し、コンテンツ化して届けるところから始めてみてください。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/02/26 17:46 https://markezine.jp/article/detail/34296

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