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【継続率98%超】Googleアルゴリズムを統計的に分析するSEOツール「パスカル」がすごい!

記事構成と執筆を助ける3つのポイントを表示

――ここまでは既存記事の改善・リライトに関してでしたが、パスカルは、これから記事を作成する際にも上位表示しやすい記事構成を自動でアドバイスしてくれるのですよね?

藤井:はい。これから記事を作成する場合は、「記事作成」という機能を使います。

 「記事作成」も同様に、指定キーワードで上位表示しているページを統計分析して、3つのポイントから記事の構成案や執筆を助けます。

(1)キーワードの月間検索数と難易度がわかる

藤井:SEO記事の場合、最初に上位表示したいキーワードを設定しますが、このキーワード選定を間違ってしまうとすべてが台無しになってしまいます。検索ボリュームが十分にあり、かつ上位表示の可能性があるキーワードを選ぶ必要があるので調査に多くの時間がかかります。

 パスカルは、指定キーワードの月間検索数に加えて、上位サイトの網羅性、専門性を統計分析して、「上位表示難易度」を5段階で表示します。

 記事を書く前段階でキーワードの難易度がわかるため、書いた記事が上がらないという失敗を回避することができます。

「コンテンツマーケティング」で検索した例。星5段階評価のうち、星5つの「かなり難しい」が表示されている。クリック/タップで拡大
「コンテンツマーケティング」で検索した例。
星5段階評価のうち、星5つの「かなり難しい」が表示されている。
クリック/タップで拡大

(2)上位表示する記事構成がわかる

藤井:2つ目のポイントは「記事構成」です。

 ここはかなり重要で、「SEO対策をしたけれど順位が上がらない」理由の多くは、「記事構成」の間違いが原因です。

 たとえば、「コンテンツマーケティング」というキーワードの記事を書くとき、多くの人は、「コンテンツマーケティング」の詳しい情報を1ページ内に詰め込むと思います。しかしこれでは、検索結果の上位に表示するのは難しいのです。

 パスカルで「コンテンツマーケティング」を分析してみると、お勧めする記事形式は「構造化ページ」、必要な子記事数は「50ページ以上」と表示されます。つまり、「コンテンツマーケティング」で検索結果の1ページ目に表示するためには、「コンテンツマーケティング」に関する内容記事が少なくとも50ページ以上必要ということがわかります。

「コンテンツマーケティング」で分析した結果。お勧め記事形式は「構造化ページ」と示されている。
「コンテンツマーケティング」で分析した結果。
お勧め記事形式は「構造化ページ」と示されている。

藤井:パスカルは、上位サイト内にキーワードの関連ページがどれだけあるかを分析して必要なページ数(子記事数)を表示します。

 もちろん、単一記事(単一ページ)で上位表示が可能なキーワードもあります。たとえば、「コンテンツマーケティング メリット」というキーワードは、上位サイトも単一記事ばかりなので、このキーワードで上位表示を狙う場合は、1記事で十分ということがわかります。

「コンテンツマーケティング メリット」で分析した結果。お勧め記事形式は「単一ページ」と示されている。
「コンテンツマーケティング メリット」で分析した結果。
お勧め記事形式は「単一ページ」と示されている。

藤井:この判定にも統計分析を使っていて、上位サイト内にキーワードの関連ページがどれだけあるかを分析して必要なページ数(子記事数)を表示しています。記事を作る前に、「このキーワードは、子記事10ページで構成した構造化SEOが必要なんだな」や「このキーワードは、単一記事で十分に上位表示が狙える」ということがわかるため、上位表示に必要な記事構成が明確になります。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2021/03/01 11:00 https://markezine.jp/article/detail/35419

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