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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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MarkeZine Day 2021 Spring(AD)

自社運用or代理店運用どちらが得か 最適なウェブ広告運用スタイルはこう決める!

よりよい広告代理店を選ぶために「こんな代理店には要注意!」

 広告代理店による運用が適していると判断した場合は、代理店の選び方にもポイントがある。

 「たとえば、担当者がコロコロ変わったり、レスポンスが悪かったりするという声はよく聞きます。目先の広告評価しか見ておらず、広告主の業績アップを後回しにする代理店は活用する意味がありません。

 中には、効果が上がっていないにも関わらず、媒体側の利益を優先して月末に予算をフル消化してしまうところもあります。ウェブ広告は、あくまで広告主の業績アップを目指すためのものです。広告主を大切に思っていたら、そのようなことは絶対にしないはずです」(原氏)

 とはいえ、実際に取り引きをしてみなければ、どういう代理店なのか判明しないことも多い。よい代理店と付き合うために取り引き開始前にチェックしておくべき項目も共有された。

 「代理店には広告効率以外の+αを求めてください。自社の商品やビジネスモデルに理解がなければ、最適な広告運用の提案などできません。

 また、代理店の窓口となる営業担当者よりも実際に広告を運用している担当者のほうが自社のビジネスを熟知しているケースが多いので、運用担当者に直接問い合わせることができる環境かどうかも意外と重要なポイントになってきます」(原氏)

立ち上げを代理店に委ね、後から自社運営をするという選択肢も

 最後に、船井総研コーポレートリレーションズが提供する自社運用支援のサービスが紹介された。最初は広告代理店のサポートを受けたいけれど、ゆくゆくは自社で運用していきたいという企業のためのサービスだ。

 「広告運用で重要な初期設定はもちろん、稼働から3カ月は弊社が運用し、成果の出るアカウントを作成します。そのアカウントに満足いただけたら買い取っていただく、というものです。その間は代理店手数料は発生せず、広告出稿にかかった原価のみをお支払いいただく形になっています」(原氏)

 アカウントを買い取った後3カ月はノウハウの共有や管理画面の扱い方などのレクチャーを行い、6カ月の期間で自社運用を最適化し、稼働できるようにするという。

 「今はウェブ広告をやるのは当たり前の時代で、どう運用するかという視点がとても重要です。今日からできることとしては、まず自社に適したウェブ広告の出稿方法を把握してください。その際に判断に迷うことがあったら、我々に解決のサポートをさせていただければと思います」(原氏)

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/15 17:20 https://markezine.jp/article/detail/35823

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