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【Instagram運用担当者の苦悩】75%が「上司やメンバーがインスタを理解していない」と回答

成功の鍵は、社内コミュニケーションにあり

 ここまで、前編、後編にわたって、3つのトピックについてお話ししてきました。

(1)InstagramでPDCAを回すのが難しい3つの理由(前編・閲読はこちら
(2)Instagramに予算がかけづらい構造的な問題(前編)
(3)「予算は少ないが仕事は多い」現場の苦悩(後編・本記事)

 では、Instagramに取り組む企業は、これらの問題とどう向き合っていけば良いのでしょうか。最も重要なのは「社内コミュニケーション」だと考えています。今回取り上げたInstagram運用にまつわる様々な問題は、企業や個人に依存するものではなく、Instagramに関わる多くの企業・担当者が直面する“構造的な問題”であることが、調査結果からもうかがえます。つまり、「私が勤めている企業には協力者が少ない」「私の上司はInstagramに対しての理解がない」「自社の現場だけリソースが欠乏している」「担当者個人の能力が低い」といった、自分たちだけの問題として捉えている限り、解決は見込めません。問題の所在を正しく理解し、担当者と経営者・上司がコミュニケーションを重ねる中で解決策を見出していくことが、改善への近道です

 担当者の皆様は、ぜひこの記事を経営者や上司の方にシェアして、問題点について議論する場を設けてもらってください。経営者・上司の皆様は、まず担当者に対して共感を示し、どうすれば担当者にとって働きやすい環境を実現できるのかを考えてあげてください。

 Instagram運用の成果がすぐには出ないように、Instagram運用の体制構築もすぐにはできません。まずは「話し合いの場を設ける」という小さな一歩から、改善の糸口を見つけていきましょう!

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この記事の著者

松重 秀平/テテマーチ株式会社(マツシゲ シュウヘイ)

 2015年6月に創業したテテマーチ株式会社にてSNS事業の立ち上げを行う。現在はサブスクリプション型のSaaSであるInstagram分析ツール「SINIS(サイニス)」のグロースおよび、SNSの研究チーム「サキダチラボ」の所長を務める。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/12 07:00 https://markezine.jp/article/detail/35828

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