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コロナ禍におけるメディア接触の変化<オンライン編>

 2020年に始まった新型コロナウイルス(COVID19)の世界的な感染拡大により、一般企業におけるテレワークの導入や、緊急事態宣言の発令にともなう一部業種での時短営業など、国内の社会情勢は大きく変化している。また我々の日々の暮らしにおいても、マスク着用やこまめな手洗い、3密(密集・密接・密室)を避けるなど、各種対策を取りながらの生活が続いている現状がある。このような状況下においては、情報接触の仕方についてもコロナ感染拡大前とは変化していると考えられるが、一般生活者のインターネット接触は具体的にどのように変化しているのか。リサーチとデータ活用でマーケティング支援を行う株式会社マクロミルの「ブランドデータバンク」のデータから、コロナ禍におけるオンラインメディア接触の変化について読み解いていく。なお比較するデータは、ブランドデータバンク第29期調査(2019年6月実施)と第31期調査(2020年6月実施)のデータである。  

※本記事は、2021年4月25日刊行の定期誌『MarkeZine』64号に掲載したものです。

インターネット・動画コンテンツへの接触が増加

 まずは、オンラインメディアの接触時間の変化について見ていこう。図表1は、男性のモバイル経由のインターネット、および動画コンテンツへの接触時間について、コロナ拡大前(2019年6月)とコロナ拡大後(2020年6月)を比較したものである。

図表1(タップで画像拡大)
図表1(タップで画像拡大)

 男性の全年代で、平日・休日とも接触時間が増加していることがわかる。詳しく見ていくと、モバイル経由のインターネットは男性10代と30代・40代で、平日・休日ともに接触時間が10分前後増加している。また、動画コンテンツについては、各年代とも休日の接触時間の増加が目立つ。

 図表2では、女性のモバイル経由のインターネット・動画コンテンツへの接触時間について、コロナ拡大前とコロナ拡大後を比較している。

図表2(タップで画像拡大)
図表2(タップで画像拡大)

 女性においても、モバイル経由のインターネット接触時間が平日・休日とも全年代で増加しており、増加幅は男性より大きい。特に、女性50代・60代では、コロナ拡大前はモバイル経由のインターネット接触時間が他の年代より少ない傾向にあったが、コロナ拡大後は10〜20分程度接触時間が増加しており、平均接触時間が1時間を超えている。また、動画コンテンツへの接触時間も、平日・休日ともに全年代で増加。特に休日については、全年代で10分以上増加している。

 2020年6月といえば1回目の緊急事態宣言が明けた翌月ということもあり、コロナ禍において巣ごもり生活が続く中で、男女ともに、スマホを利用したインターネットや動画コンテンツへの接触時間が増えたことを裏付ける結果となった。

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マクロミル(マクロミル)

高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニー。生活者のインサイト把握やデジタルマーケティング施策の広告効果測定など、マーケティング課題解決に向け最適なソリューションを提供。世界21カ国、50の拠点を展開し、唯一無二のグローバル・デジタル・リサーチ・カンパニーを目指す。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/28 07:30 https://markezine.jp/article/detail/36132

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