コロナ禍で販促の常識は覆された
MZ:スーパーなどだと様々なところに同じ商品が展開されているので、どこで売れているか把握できるのは非常にありがたいですね。
清水:新型コロナウイルスの影響で、販促における常識みたいなものが、覆されつつあると考えています。以前よりもまとめ買いをする方が増えたり、キャッシュレス対応によって決済手段の確認が必要になったりと、レジの対応時間が増えています。また、間隔を開けて並ぶ必要があるため、以前よりもレジ前やレジ横の商品が目に留まりやすくなっているんです。
これまではスーパーなどだと電池が置かれているケースが多かったレジ前の棚ですが、今では食品が置かれるケースも増えました。このように販促の形を変えていく上での検証をGo Insightで行っていきたいというニーズは増えています。
MZ:もし、他の活用事例があれば教えてください。
清水:大手国内医薬品メーカー様の事例では、競合商品の検討に活用いただきました。売り場に立ち止まった人をツリー構造で分解していき、対象の商品に非接触だった人がどの競合商品を手に取ったか・買ったかを分析していきました。これにより、自社商品にとっての本当の競合商品を割り出すことに成功し、競合商品から差別化するための販促物の作成に着手することができました。
リアル店舗でもECと同じ感覚でPDCAが回せるように
MZ:最後に今後の展望を教えてください。
清水:ECと同じ感覚でリアル店舗の分析を可能にし、販促に関わる方がもっと楽しく仕事のできる世界を作っていきたいと考えています。また、Go Insightの提供を通じて、消費者の方もハッピーにできると考えています。Go Insightはコンセプトとして「すべてはショッパーの笑顔のために」を掲げています。今後も様々なメーカー様や小売店舗様での導入を進めていき、店頭販促がデータドリブンで行われるよう、支援していきたいです。
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