競合サービス
2年前の記事では、LoveMySeatという同種のライバルサービスもご紹介していたのですけど、そちらのサイトにアクセスしようとすると、SeatGuruに転送されてしまいます。少し調べてみると、LoveMySeatがSeatGuruからデータの無断盗用で訴えられた、という情報が出てきました。結果的にはLoveMySeatは無くなり、そのドメインもSeatGuruのものとなっているようです。
この裁判の結果がどうなったのかまでは追跡できなかったのですが、データが命のこのようなサービスでは、データをどう集めるかについては問題にならないようにデータの権利をはっきりさせるようしないといけないでしょう。
アイデアの応用
このサービスの応用の一つは、日本の国内線や日本発着便を中心に、日本語で同種の情報を提供したり、SeatGuruと提携して日本語ページを作ったりすることでしょう。
また、同じ座席という範疇では、鉄道や船の座席や寝台・個室などの情報を同様に集めるデータベースサイトというのも考えられるでしょう。コンサートホールや映画館、スポーツ会場の座席についても応用が利くかもしれませんね。
同じ価格/グレードの座席であれば同じ質です、というのが販売側の建前ですから、販売者・主催者のウェブサイトでそこまでの情報を提供することはできないはずです。
サイトに来た訪問者が、その情報で「少し得できる」ような情報を提供できたなら、ウェブサイトの集客のためのよいプロモーションになることでしょう。公式に提供されている情報に、公式には提供できないであろうどのような情報を足すことができるか、というのを考えてみてはどうでしょうか。
