リブランディングで商品理解とデータ活用の機能を強化
MZ:吉澤さんにお聞きします。御社は2021年10月18日にnununiをawoo AIへと刷新されました。リブランディングの目的や変更点をお聞かせください。
吉澤:日本のマーケットに「偶発的消費のデジタル化」「ECでセレンディピティを実現する」というビジョンが浸透したタイミングでリブランディングに踏み切りました。今後の多角的な事業展開や開発強化、機能拡充を見据え、次のフェーズに向かおうという意思表示でもあります。
吉澤:awoo AIは「awoo PDP」と「awoo AMP」という2つのアーキテクチャで構成されています。awoo PDPは、商品情報を自動的に理解する当社のコアなAI技術です。「商品のあらゆるデータを集める箱」と言い換えることもできます。
一方のawoo AMPは、あらゆるチャネルに商品データを活用するためのマーケティングソリューションです。ECサイトに弊社が生成するハッシュタグを連携させることで、消費者と商品のマッチング精度を高めます。
AI精度のさらなる向上と外部チャネルとの連携強化へ
MZ:宮澤さん、相川さん、甲斐さんにお聞きします。今後awoo AIで取り組みたいことについてお聞かせください。
宮澤:awoo AIで生成されたタグとお客様が反応したタグを照合して、商品開発や商品カテゴリの最適化に活かしていきたいですね。あとはメンテナンスフリーで更新されるタグのインデックスページがとても使いやすいので、PR担当者に横展開してSNSでの発信に役立ててもらいたいです。このように、活用しきれていない部分はまだまだたくさんあります。
相川:当社はメールマガジンにawoo AIのタグを埋め込んでパーソナライズメールを送ったり、LINE施策に活用したりするなど、外部チャネルとの連携を強化したいです。オンラインチャットサービスとの連携も考えていて、お客様からチャットでお問い合わせがあった際にawoo AIのハッシュタグを参照しながら商品をレコメンドすることもできると思います。
甲斐:今はまだサイトの全ページにawoo AIを実装できているわけではありませんが、回遊性が高まっているのは明らかなので、もっと多くのページにawoo AIを取り入れたいですね。自動生成されるタグの精度はさらに向上していくと思うので、「このタグをこう変えたら良くなった」というデータを活用してサイト改善を続けていきたいです。
MZ:皆様の展望を踏まえ、吉澤さんはこれからどんなことに力を入れていきたいですか?
吉澤:プロダクトをブラッシュアップしながら、外部連携の強化にも力を入れていきたいと考えています。
また利用いただける業界も増やして、さらにマーケットを広げていきたいですね。今後はコスメ業界などにも広がっていきますし、スーパーマーケットやドラッグストアなどリテール業界の企業とも新しいOMOソリューションを作っていきたいです。
外部連携の強化とマーケットの拡大に欠かせないのが高精度のAI技術。今後はより一層技術力を向上していくつもりです。
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