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テレビのネット接続率は41.8%、推定人口は約3,400万人【マクロミル調査】

 マクロミルは、民放テレビ番組、YouTube等の動画サービスのテレビによる視聴状況や、テレビにおける最新の生活者ニーズを探る調査・分析を実施。その結果を発表した。なお、同調査では以下の環境を「テレビのインターネット接続」と定義している。

調査における「テレビのインターネット接続」の定義
調査における「テレビのインターネット接続」の定義

ネット接続率は41.8%、27.0%が「接続したい」

 現在、全体の93.2%が保有する「テレビ」について、インターネットへの接続状況を確認した。ネット接続率は41.8%で、推定人口は約3,400万人規模となる。世代別では若年層ほど高く、20代以下では過半数にのぼる。

画像左:テレビのネット接続率と人口推計、画像右:年代別テレビのネット接続率と、今後の接続以降(n=20,000)
画像左:テレビのネット接続率と人口推計、画像右:年代別テレビのネット接続率と、今後の接続以降(n=20,000)

 テレビをネットに接続していない人へ今後の意向を尋ねると、27.0%が接続したいと回答した。

 世代別では若年層を中心に、50~60代でも22.4%が意向を示しており、テレビのネット接続は今後も幅広い年代で拡大していくと考えられる。また、既にテレビをネット接続している層と、接続していないが今後接続したい層を足し上げると、4,600万人規模となる。

YouTubeユーザーの3人に1人は、テレビから視聴

 テレビでの動画サービス視聴率は全体の32.5%で、テレビをネット接続している人をベースにすると77.8%の視聴率でした。人口に換算すると2,700万人の規模となる。

 年代別で見ると30代以下の若い世代でいずれも40%を超え、40代も31.6%、50~60代においても約25%となっている。

年代別テレビデバイスでの動画サービス視聴状況(n=20,000)
年代別テレビデバイスでの動画サービス視聴状況(n=20,000)

 動画サービス別に見ると、映画等の長尺のコンテンツが多い「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」「Hulu」のユーザーは、半数以上がテレビで動画を視聴している。一方、コンテンツのジャンルや動画の尺が多岐にわたる「YouTube」「TVer」「ABEMA」は3割程度、「ニコニコ動画」「GYAO!」は2割程度に留まっている。

 下図のバブル(円)の大きさは、各動画サービスをテレビで視聴する人口規模を示している。

各メディアの利用率×テレビ利用状況(n=20,000)
各メディアの利用率×テレビ利用状況(n=20,000)

 最大の「YouTube」は、テレビでの視聴率は中程度だったもののYouTubeユーザー自体が多いため、テレビでの利用者規模にすると23%と突出。以下、「Amazon プライム・ビデオ」16.7%、「TVer」7.4%、「Netflix」6.8%と続く。

 また、今後(も)テレビで視聴したいと思う動画サービスを尋ねると、「YouTube」が48%、「Amazon プライム」が28%、「TVer」「Netflix」が18%と回答しており、今後もテレビデバイスでの視聴が広がっていくことが予想される。

テレビデバイスの視聴シェア、民放番組49.2%、動画サービス50.8%

 テレビで動画サービスを視聴している人に、民放番組と動画サービスの視聴時間(※)を尋ねると、民放番組が115.2分/日(49.2%)、動画サービスが118.9分/日(50.8%)と、動画サービスがわずかに上回った。

 特に、テレビでの視聴者規模が大きい「YouTube」は43分/日(18.2%)で全体の約2割を占め、動画サービスがテレビの利用シェアを拡大してきている様子がみてとれる。

1日あたりのテレビデバイスの利用シェア(n=1,649)
1日あたりのテレビデバイスの利用シェア(n=1,649)

 ※民放番組と動画サービスの視聴時間を合算し、調査対象者1人あたりに割り戻した視聴時間

人気コンテンツ、民放番組では「速報」系、動画サービスでは「娯楽」系

 テレビで視聴される民放番組と動画サービスでは、どのようなコンテンツが人気なのか。

 民放番組は、「ニュース・報道」「天気予報」のスコアが突出し、速報性の高いコンテンツが人気で、動画サービスは、「映画」「国内/海外ドラマ」「アニメ」「お笑い・コメディ」といった娯楽系コンテンツが人気だった。

 動画サービスは、ユーザーのニーズや視聴シーンに合わせてコンテンツをセレクトできることから、このような特徴が浮き彫りになったと考えられる。

 なお、「映画」「ドラマ」「アニメ」は、民放番組と動画サービスとのスコアが近く、タイトル等によって使い分けて視聴されている様子が見られた。

テレビでの人気コンテンツランキング トップ5(n=1,578/n=1,649)
テレビでの人気コンテンツランキング トップ5(n=1,578/n=1,649)

動画サービスをテレビで視聴する理由は臨場感や、ながら見

 動画サービスをテレビで視聴する理由について尋ねると、「大画面で臨場感を味わう」「リラックスしてみる」がともに4割でトップ。スマホなど別のデバイスよりも“コンテンツをしっかりと注視したい”というシーンに利用されているようだ。

 また、若年層では、他年代よりも「他の作業や行動をしながら見られるため」「番組やコンテンツの世界に浸れるため」等の理由が多い傾向だった。

 テレビだからこその「ながら見」や「没入感」といった、動画サービスの新たな視聴シーンが広がっている。

【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象と有効回答数:第1~2章 全国18~69歳の男女(20,000人)、第3~5章 ネット接続したテレビで動画サービスを視聴していると回答した人(1,649人)
割付方法:第1~2章 国勢調査による性別×年代別の人口動態割付、第3~5章 テレビでの動画サービス利用の出現率による性別×年代別割付
調査期間:2021年11月12日(金)~11月15日(月)

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2021/12/23 12:30 https://markezine.jp/article/detail/38042

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