SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

【前編】正直、売れないと思った。オーガニックコスメ市場を切り開いてきたコスメキッチン椋林氏が語る原点


 日本でオーガニックコスメ市場を切り開いてきた「Cosme Kitchen(コスメキッチン)」。日本人女性に「オーガニック」の概念を広めてきたのは、同ブランドであると言っても過言ではないだろう。オーガニック黎明期にCosme Kitchenを立ち上げ、現在の規模までブランドを成長させてきたマッシュビューティーラボ 取締役副社長の椋林氏に、その原点と成長のストーリーを聞いてきた。

モバイルコマースに次世代の消費の在り方を予感

MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめに、椋林さんのご経歴を教えて下さい。“オーガニック”との出会いは、いつだったのでしょう?

椋林:私のファーストキャリアは2016年末に閉店した「プランタン銀座」という百貨店で、12年ほどヤングウィメンズのファッション事業に携わっていました。最後の3年は、商業施設全体のストアマーチャンダイジングを担い、次世代型の取り組みとして雑誌とのタイアップ企画を行ったり、イベントスペースの運営責任者として様々なイベントの企画・運営を行ったりしていました。あの3年間で作ったイベント企画は160本以上に上ると思います。

株式会社マッシュビューティーラボ 取締役副社長 椋林裕貴(むくばやし・ひろたか)氏
株式会社マッシュビューティーラボ 取締役副社長 椋林裕貴(むくばやし・ひろたか)氏

 そんな中で最初のターニングポイントとなったのが、東京ガールズコレクション(以下、TGC)を運営していたXavelとの出会いです。当時、TGCのエンターテイメント性を活かし、ショーを見てその場でモバイルから商品を購入できる「モバイルコマース」を仕掛けていたXavelを通じて、モバイルコマースに次世代の消費の在り方を予感し、転職を決意します。

 転職後、ファッション領域でモバイルコマースの責任者を務める中で、代官山にある、バラエティーショップの責任者を任せられることになります。これが、私と“オーガニック”との出会いです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
最初は「これでは、売れない。」と思った

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/03/14 08:51 https://markezine.jp/article/detail/38422

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング