イギリスBBCは、テレビとオンラインビデオ視聴に関する実態調査を行い、現地時間の11月27日、調査結果をBBC NEWSサイトで発表した。この調査はBBCとリサーチ会社ICMが、電話とインターネットを使って合計2,070人に対して行ったもの。
それによると、インターネットや携帯などを使ってオンラインビデオを見ている人の43%が、少なくとも週に1回以上、インターネットあるいはモバイル機器を通してビデオや番組を見ており、その結果、テレビを見る機会が減っていることがわかった。
オンラインビデオの視聴は増加傾向にあり、ユーザーの4分の3は、1年前よりオンラインで見るようになったと答えている。とはいえ、そうした人たちはまだ少数派のようだ。
「オンライン/モバイルビデオをどのくらい見るか?」という質問への回答を見ると、
- 今後も見る予定なし…67%
- 時々見る…13%
- 1年以内に見るかもしれない…10%
- 週に1回以上見る…9%
という結果になっている。イギリス人は、そう簡単にはオンラインビデオにハマる様子はなさそうだ。しかし、週に1回以上見る人の年齢層は16~24歳が圧倒的。若者には着実に浸透しているようだ。
BBC NEWS "Online video 'eroding TV viewing'"