電通の社内組織「BXクリエーティブ・センター」は、「電通グルー・スプリント for CVC」の提供を開始した。

　同サービスは、事業会社の変革を目指すコーポレートベンチャリング部門や、コーポレートベンチャーキャピタル（以下、CVC）がもつ協業に潜む課題に対し、価値を見極め、クリエイティブの力で解決するもの。CVCと同一企業グループにある、事業部と投資先スタートアップ企業の協業を支援するステークホルダー間で、協業の目的・方針づくりと、そのプロトタイピングを、一気通貫で提供し、戦略的リターンへとつなげる。

　具体的には、2つのクリエイティブ・スキルを提供。

　1つ目は、アライアンス・ビジョンづくりにおける同社のクリエイティブ・スペシャリストがもつ、物事を言語化・可視化するスキルだ。

　2つ目は、プロダクトやサービスなどへのビジョンの実装に生かす、UI/UXなどをデザインするスキルだ。掲げたビジョンの実現のために、ユーザーの利用シーンを想定し、プロダクトやサービスが適切に機能しているか、心が動くかなど、あらゆる角度から検証し歪みを解消することで、プロダクト・アライアンス・フィットの精度を高めることを目指す。

【関連記事】
・電通と電通ジャパンネットワーク、 企業のメタバース活用を統合的に支援するソリューションを提供
・電通デジタル、謎解きやキャラクター活用で情報発信ができるTwitter広告制作メニューの提供を開始
・電通デジタルと電通コンサルティング、DX人材を育成するワークショップの提供を開始
・電通と日本サッカー協会、「JFAパートナーシップ（2023〜2030）」契約に基本合意
・富士通と電通とISID、企業の継続的な事業成長と環境社会課題の解決に向けて戦略的協業に合意