電通グループは、デジタルマーケティングの運用会社である「ディグ・イントゥ」の株式を5月13日付けで追加取得し、同社を完全子会社化した。併せて、ディグ・イントゥ社の社名を6月1日より「電通デジタルアンカー」へ改称する。
これまで同社が保有していた同社株式15%に加え、追加で株式85%を取得したことにより、100%の保有となる。これにより、ディグ・イントゥ社は電通グループの国内事業を担う電通ジャパンネットワーク(DJN)に参画。DJNのデジタルマーケティングの中核となる電通デジタルとの連携を深化することで、顧客企業の継続した事業成長に貢献する体制をさらに強化していく。
なお、本件が電通グループの2022年12月期の連結業績に与える影響は軽微。
【ディグ・イントゥ社概要】
・社名:(現社名)株式会社ディグ・イントゥ(英語表記:Dig into Inc.)
(新社名)株式会社電通デジタルアンカー(英語表記:Dentsu Digital Anchor Inc.)
・本社所在地:北海道札幌市中央区南1西2-5 南一条Kビル7F
・設立:2018年1月
・株主構成:株式取得後、電通グループ 100%
・代表者:代表取締役社長 宮田 彩也
・従業員数:185名(2022年5月時点)
・事業内容:デジタルマーケティング領域における運用およびオペレーション業務
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