サーチは、屋外広告のオーディエンスデータをリアルタイムに可視化するクラウドプラットフォームサービス「OOH Analytics」の提供を開始した。
同社は、屋外広告を中心にメディアの開発・運営事業や広告代理事業などを展開する企業だ。OOH Analyticsでは、媒体に設置したカメラの画像をエッジAIで即時処理。媒体視聴範囲の人数・性別・年代・視聴態度(進行方向・滞留歩行状況)をリアルタイムに可視化し、広告ごとのレポートデータを提供する。
本サービスを通じ、利用企業はデータを基にした出稿計画の策定や、出稿量・出稿期間の調整が可能に。また、広告料金から一人あたりの接触単価や視聴推計単価などを割り出すこともできる。
同社は今後、媒体前往来者の「移動流入(世界・国内)」「興味・関心」「消費傾向」などを可視化し「デモグラフィック分析」の機能を追加予定だ。
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