ガイエは、プロダクトプレイスメント(※)に対する生活者の意識調査を実施した。
※映画やテレビコンテンツなど映像コンテンツ内に広告情報や商品情報を入れ込む広告手法
各広告に対する印象を調査
はじめに「テレビCM」「Web・インターネット広告(動画以外)」「動画広告(YouTube、TikTokなど)」「合成画像を広告要素として商品・商材をシーン内に入れる広告」「映画館などで本編前などに上映される広告」の5つの広告に対する視聴者の印象を調べた。
その結果「テレビCM」では「商品または企業の認知度が向上する(約35.6%)」が最もスコアが高かった。一方「Web・インターネット広告(動画以外)」「動画広告(YouTube、TikTokなど)」では「広告が不快である」が最多に。「合成画像を広告要素として商品・商材をシーン内に入れる広告」では「商品または企業の認知度が向上する(約17%)」がトップで、次点は「情報が新鮮である(約13%)」だった。
プロダクトプレイスメント、5割が「不快に感じない」
プレイスメント化された動画に対する印象を聞いたところ「不快に感じないと思う(約16%)」「あまり不快に感じないと思う(約38%)」「どちらともいえない(約32%)」を合わせて、約5割がプレイスメント化された動画を「不快に感じない」と回答した。
プレイスメント動画視聴後の行動、「Webで検索」が最多
「テレビCM」「テレビ番組での商品・商材紹介」「動画広告(YouTube、TikTokなど)」「映画で登場した商品・商材」をそれぞれ見た後の行動を聴取。その結果、いずれも「商品についてWebで検索した」が最も高かった。
【調査概要】
対象:15~69歳の男女1,109人
方法:マクロミルモニターに対するオンライン上でのアンケート調査
地域:全国
時期:2022年5月18日(水)~2022年5月20日(金)
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